ページのトップへ戻る

ハーブ&アロマ浪漫

  総合案内      ABC Index      Benefits      NYAN's Soliloquy      Books      Materials      Home   

ボリジ

ボリジ
(ルリヂサ、ルリヂシャ)

マドンナ・ブルーの星形の花、穏やかなフローラルな香り

ボリジ  ボリジ(白い剛毛が目立ちます)  ボリジ(比較的大きくなりますので、露地植えで乾燥ぎみに育てます)  ボリジ
click!

茶(ハーブティ) サラダ

特徴

分  類 ムラサキ科ルリジサ(ルリヂサ、ルリヂシャ)属
学  名 Borago officinalis L.
原 産 地 南ヨーロッパ(地中海沿岸)
作  用 強壮、抗うつ、鎮痛、発汗、利尿、抗炎症
主 成 分 カリウム、カルシウム、サポニン、タンニン

補足

 ボリジは「瑠璃苣(ルリジサ)」と書くようです。古代ギリシア・ローマ時代に、薬草として利用されていました。ボリジには気分を高揚させる効果があると言われ、強壮剤として人気があります。
 風邪の症状を緩和する効果があるとされますが、ボリジにカルシウムやカリウムが豊富に含まれることによります。

トピックス

 美しい花の色が気になりますが、昔、聖母マリアの青い衣を描く時に、指標色として使われたとの説があり、この瑠璃色を「マドンナ・ブルー」と呼ぶようになったとか。草丈は1m前後になるのですが、一年草で、花後には枯れてしまいます。育てやすい植物で、更に実生で簡単に増やすことができるそうです。
 古い時代のヨーロッパでは、ボリジが『勇気』や『幸福』、『喜び』をもたらすというイメージがあるようで、十字軍に出陣する騎士たち、ボリジを浮かべた別れの杯が与えられる風習があったそうです。古い時代のヨーロッパの歴史を彩る花だったのでしょうね。