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ハーブ&アロマ浪漫

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温州みかん

温州みかん

花も果実も清々しく優しい芳香を放っている

温州みかん 温州みかん(春、みかん畑がある一帯はフローラルな香りに包まれる) 温州みかん(フローラルな香りに、清々しい刺激が加わる) 温州みかん(ミツバチが多く飛び回っていました) 温州みかん(花のそばを歩いているのは、てんとう虫の幼虫です)
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特徴

分  類 ミカン科ミカン属
学  名 Citrus unshiu (Swingle) Marcow.
原 産 地 日本(中国の温州ではない)
抽  出 (部位)果皮、果実、(方法)圧搾法、水蒸気蒸留法
芳  香 柑橘系トップノート、甘く、清々しい香り
作  用 殺菌・抗ウイルス・血行促進・鎮痛作用
主 成 分 d-リモネン、γ-テルピネン、α-ピネン、ミルセン(微量)、β-ピネン(微量)

補足

 芳香は温州みかんのイメージそのままに、余りとがった刺激がなく、優しい甘さを持つ清々しい香りです。
 抽出方法には圧搾法、水蒸気蒸留法がありますが、みかんのジュースを作るイメージの圧搾法の場合、光毒性成分 * (光毒性) が残留するため、水蒸気蒸留法が採用されるようになりました。果汁メーカーの搾りかすから大量生産する技術が生まれているそうです。

トピックス

 冬の果物として定着している『蜜柑』です。甘い柑橘という意味がある訳ですね。一方、『温州みかん』は中国浙江省の温州から名付けられたことは事実ながら、原産地を意味する訳ではないのだそうです。
 その原産地ですが、突然変異が起きて現在の姿になった場所は九州とするのが定説になっています。その中でも鹿児島原産地説が有力であり、学名は "Citrus unshiu" ですが、米国での表記は "Mikan" の他、"Satsuma(「サツマ・オレンジ」や「サツマ・マンダリン」)"と表記されることもあるそうです。