絢爛 オリエンタル・ハイブリッド・リリー 「カサブランカ」
お花好きさんには説明不要でしょうか。 もちろん、オリエンタル・ハイブリッド・リリー「カサブランカ」です。 豪華絢爛、どわ〜んというイメージで咲きますね。 我が家の庭でも、2株に3つの花が同時に咲いています。 この花が市場に登場した時のことを良く覚えていますが、とても印象的でした。 花屋さんで見掛けて、その前で動けなくなってしまったんです。 とても大きくて、純白華麗で、豊かな芳香が漂っていて…。 でも、当時はとても高価でしたよ。(ToT) 現在は、ずいぶん「こなれた価格」になりましたね。 (ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : Lilium Oriental Group 'Casa Blanca' ● 原産 : (交配種)親は全て日本原産 ● 分類 : ユリ科ユリ属 日本に自生するヤマユリやカノコユリなどから交配作出されました。 更に大輪花の「スーパー・カサブランカ(シンプロン)」も登場しています。 ご存じのように、 欧州では白い花が重要な役割を担っていますよね。 過去には、やはり日本のテッポウユリがその担い手でした。 「マダガスカル・ジャスミン」同様、ウェディングブーケに良く使われます。 そうそう、 切花の場合、橙色のオシベの先は除去されていますね。 でも、どうして「カサブランカ」と命名されたのでしょうか? この名からは、映画「カサブランカ」を思い出してしまいますよね。 でも、ユリの花なんて登場しましたっけ? 「君の瞳にカンパイ」なんつって、でかいユリの花を投げる… エイッ ( -_-)/。 そんなシーンはなかったのではないでしょうか。 ハンフリー・ボガードのス−ツ胸ポケットに収まりそうにありません。 第一、モノクロ映画ですから、白かピンクか、分からないですよね。 「カサブランカ」はスペイン語で「白い家」。(注 : Casa=家、Blanca=白い) 地中海の青い空と海に向かって、白い家々が立ち並ぶ… (ё_ё (☆o☆) ははぁ、こんな感じですか!