ちょっとニヒルな孤高の紫花 マツムシソウ
比較的標高の高い草原で見掛けるマツムシソウです。 すっと伸びた茎の上に紫色の特徴的な花を咲かせます。 正確には、たくさんの花が集まって頭花(頭状花序)を作っているんですね。 命名は、花後の姿に由来するのだそうですが、省略させて下さい。 季節に由来する説、歌舞伎に由来する説、仏具に由来する説があるようです。 どれも、良く理解できませんでした。 (´`;) スイマセン 季節由来説ではないのですが、秋口に咲く花というイメージですね。 でも、現実に7月中旬に咲いていましたので、夏の花としました (^.^) 。 (ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : Scabiosa japonica ● 原産 : 日本(分布:ほぼ全国) ● 分類 : マツムシソウ科マツムシソウ属 蝶や蜂たちと一緒に写っている写真をみることが多いですね。 虫たちにとって良い匂いでもするのでしょうか。 越冬してロゼット形成後に茎を伸ばして花を咲かせるそうです。 花後には枯れてしまいますので2年草のパターンですね。 平均気温等の環境に依存するようで、1年草パターンもあり、だそうです。 余り群生して咲かず、ぽつん、ぽつんと孤独を楽しむように咲いています。 ちょっとニヒルな風情かも!