魅惑の黄色いカサブランカ 大輪 'コンカドール'
ちょっと、季節はずれですが、ほぼ通年出荷が可能な状態なのでしょうか。 数日前に見掛けて、とても感激してしまい、今回、ご登場願いました(笑)。 「これは、何かな?」 大輪オリエンタルハイブリッド、黄色いカサブランカこと、コンカドールです。 更に大きい大輪カサブランカが流通していますが、それに近い大きさです。 花に茶色の点々が見えますが、これは花粉でしょうね。 純白と呼ぶことができるカサブランカ同様、美しい花弁を持っています。 それから、カサブランカ同様に、とても強くて良い香りがしました。 ベースのカサブランカは、カノコユリとヤマユリの交配で産まれました。 現在、戻し交配も含め、カサブランカ・ファミリーが産まれているようです。 (ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Lilium Oriental Group 'Conca d'or' L-O Hybrids"" ● 原産 : (交配種)親は基本的に日本原産 ● 分類 : ユリ科ユリ属 新品種で、書籍では情報が拾えなくて、インターネット情報が頼りです。 オリエンタルリリー(O)とトランペットリリー(T or L)の交配とのこと。 双方ともハイブリッドのグループ名を意味しているのだと思います。 すると、ハイブリッドのハイブリッドなのでしょうね。 他の植物ではなかなか難しいことですが、ユリの場合、良く聞く話です。 余り詳しくないので深追いは避けますが、不思議ですよね。 でも、やはり欧米で作出されたのでしょうか。 日本や台湾近隣に自生する原種から産まれるのは嬉しいのですが・・・。 パンジーの交配は日本がメッカなのですから、ユリも何とかなりませんか!