魅力的な葉と可愛い花の秘密 ピレア‘ムーンバレー’
ちょっと見覚えがあるような、見たことがないような花が咲いています。 「これは何かな?」 草丈が低くて多花性の「矮性ダリア」と呼ばれる園芸品種です。 残念ながら、橙色も縮小加工でノイズが出るらしく、葉とまるで違いますね。 上の写真は大輪を咲かせるアマゾン系の'レッド/イエロー'です。 下の写真には小輪のフローラルスター系の'レッド'が見えていますね。 分からなくなってしまいますので、POPや札も一緒に撮影するのです。 アマゾン系には'ピンク ローズ'、オレンジ系'テラコッタ'等が流通しています。 フローラルスター系には'オレンジスプラッシュ'と、品種名は色由来ですね。 ところで、ダリアという植物は寒い時期に咲くものでしたっけ? (ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Dahlia pinnata" ● 原産 : メキシコ、グァテラマ ● 分類 : キク科ダリア属 調べてみましたら、確かに夏の植物に分類されていました。 しかし、要するに球根の植え付けから一定期間で開花するらしいのです。 病気になりにくい咲かせ方を考えて、夏に植え付けるようになったとか! どういう訳か、和名をテンジクボタン(天竺牡丹)と言うそうです。 天竺って、三蔵法師が向かったインド近辺を指すのではなかったでした! 由来は分かりませんが、かなりイイカゲンな話ですね。o(^▽^)o 昔は、庭や公園で良く見掛ける植物でしたが、最近はマイナーですね。 でも、寸時見ぬ間に品種改良が進み、今は多彩な花を咲かせる植物です。 いやぁ、立派になって、わしゃあ、嬉しいよぉ! (T△T)