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★★★ 細かい緑の葉に黄金色の花 ワトル ★★★

細かい緑の葉に黄金色の花 ワトル

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細かい緑の葉に黄金色の花が咲く 豪州国花「ワトル」

見たことのない樹木が細かい葉と小さくて黄緑色の蕾を付けていました。
「これは何かな?」
日本にはないオーストラリアの樹木でワトル(Golden Wattle)と呼ばれます。

1988年9月1日にオーストラリアの国花と決められたそうです。
それで、オーストラリアで9月1日は「ワトルの日(Wattle Day)」です。
ところが、この木の前に立つ説明書には1912年と記載されています。
どちらでも良さそうなものですが・・・。

彼の地では「愛国心」を象徴する花なのだそうです。
第一次世界大戦中、海外の病院にいる兵士に送られた花なのですね。
花期は8月から9月とも、7月から11月とも(微妙)。
では、小さな黄緑色のものは蕾ではなくて、実なのでしょうか?

(ちょろっと、蘊蓄)
 ● 学名 : "Acacia pycnantha"
 ● 原産 : オーストラリア
 ● 分類 : マメ科アカシア属

黄金色い小さな花が集まった球状の集合花をたくさん付けます。
ミモザと同属という情報で納得しましたが、とても良く似ています。
アカシア科とする情報が余りに多くて自信がないのですが、マメ科ですよね。

余談ですが、ミモザとミモザアカシアは同属ながら別の植物ですね。
日本でミモザと言うとミモザアカシアを指し、海外一般とは異なるようです。
因みに「アカシアはアカシア科、ニセアカシアはマメ科」です。
ネムノキ科アカシア属なんて表現もあって、もうぐちゃぐちゃ! (^.^)

どうも情報が曖昧なので、まとめさせてくださいね。
ワトルはマメ科(ネムノキ亜科)アカシア属の常緑小高木です。
ご覧の通り、ウルシのページで登場した「羽状複葉」を持っていますよ。

細かい緑の葉に黄金色の花 ワトル


 オーストラリアには「国の色」というものがあって、それは「緑と金」なのだそうです。国花であるワトル(Golden Wattle)そのものですね。


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