たくさんの小さな花が咲く ギョリュウバイ(御柳梅、魚柳梅)
実は、初めて見た樹木なのですが、いきなり、2ヶ所で撮影できました。 「これは何かな?」 ギョリュウバイという名で、漢字では「魚柳梅」または「御柳梅」と書きます。 でも、納得いかない気がしませんか? ギョリュウバイって、漢字名が先に付けられてカナ表記されていますよね。 音が先に決まったようには思えないのに、漢字名が2通りって絶対に「変」! 耐寒性常緑低木で、ニュージーランドの国花だそうです。 先日、ワトルというオーストラリアの国花を紹介したばかりでしたね。 こんな植物たちを見ていると、南半球に旅してみたいなぁと思いますよ。 (ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Leptspermum scoparium" ● 原産 : オーストラリア、ニュージーランド ● 分類 : フトモモ科レプトスペルマム(ネズモドキ)属 先日、街で見掛けたばかりなのに、花期が春という情報で驚かされました。 どうやら、背の高い秋咲きと矮性の春咲きがあるのだそうです。 高性は庭木に、矮性は鉢植えに向くという二段構えです(畏れ入りました)。 ところで、ギョリュウバイもそうですが、フトモモ科ってユニークな命名ですね。 そんな「科」の植物は他に知らないなぁ、と思っていました。 でも調べてみましたら、ユーカリノキ、グァバ、ブラシノキもフトモモ科でした。 八重咲きの方は梅とは違うイメージですが、一重は良く似ているようです。 基本的な花色は桃、白、赤ですが、幾つかの変わり咲きもあります。 こうなると、なんとか一重咲きを見てみたい衝動に駆られてしまうのです。