冷たい風の中で、鮮やかな黄色いキクに似た花が咲いています。 「これは何かな?」 冬に咲き始めるキク科のユリオプス・デージーです。 やはり、一目でキク科と分かる深い切れ込みが入った葉もユニークですね。 葉には、寒さから身を守るように微毛がびっしりと生えています。 色は、どう表現して良いかわからない灰色と緑色の中間色のようです。 地味な葉と派手な花の絶妙なる組み合わせですね。 おかげで、庭先で花を咲かせているのが、車の中からでも良く見えますよ。 園芸コーナーで見掛けて、 やっと名前が分かりました。 (ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Euryops pectinatus" ● 原産 : 南アフリカ ● 分類 : キク科ユリオプス属 いつも咲いている、いつまでも咲き続けていると感じていました。 実際、次々に蕾ができて花持ちが良いようです。 これだけ花期が長いと、冬の庭にはとても重宝ですね。 大型の宿根草で、暖かい場所では地植えにした方が良さそうです。 キク科でもあり、適切な剪定が必要でしょうね。 よく見ると基部が木質化していて、低木であることが分かります。 マーガレットコスモスという別名があることが分かりました。 確かに花はマーガレットに似ていますが、コスモスの所以は何でしょう。 黄色いコスモスは、比較的最近出回った新しい品種なのですが・・・。