地面から直接的に蕾が出てきて、黄色い花を咲かせています。 「これは何かな?」 フキタンポポと呼ばれますが、フキに似ているという葉は見えません。 花はタンポポというより、花弁が細いフクジュソウというイメージですね。 実際、福寿草の代替品のような販売方法も見られます。 この花を見ると、お正月を連想するようになっていませんか! まぁ、フキもタンポポもキク科ですから、どこか似ていておかしくありません。 福寿草はキンポウゲ科でしたっけ。 余計なお世話かも知れませんが、葉を切って陳列しているらしいです。 (ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Tussilago farfara" ● 原産 : 中国から欧州、アフリカまで広く分布 ● 分類 : キク科フキタンポポ(カントウ)属 ネットの百科事典Wikipedia も参考にしてみました。 「葉は款冬花(かんとうか)という生薬で、鎮咳去痰作用がある」とあります。 へぇ、お役に立つのですね。 もう一歩調べて見ましたら、花も葉もお役に立つそうです。 有効成分はフラボノイド、タンニン、アルカロイド、ビタミンC、亜鉛・・・。 元気になりそうな内容ですね。 タネでも株分けでも増やすことができ、育てやすいそうです。 ただ、暑さに弱くて、日本では夏の管理がたいへんそうというイメージが…。 小さい鉢で買った場合、すぐ地植えか、大きな鉢に植えると良いとあります。 根をぶち切って、葉も取り、無理矢理押し込めてあるから。 (T△T)