紅梅にしては、花のイメージが少し変です。 沖縄の話が続いていることもあり、さてさて、「これは何かな?」 沖縄の普通の桜である「寒緋桜(カンヒザクラ)」ですね。 本州で普通の桜と言えば、どうしても「染井吉野(ソメイヨシノ)」でしょう。 普通種が 桜前線の基準になる訳ですが、沖縄では寒緋桜が基準です。 花期はとても長くて、1月から3月辺りまで咲き続ける様子ですよ。 (ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Prunus campanulata" ● 原産 : 中国(台湾)、日本 ● 分類 : バラ科サクラ属 沖縄本島を走り回ったのですが、どこへ行っても、この花が咲いていました。 でも、見た感じの話で恐縮ですが、幾つかの品種があるようです。 葉と花が同時展開するのは普通ですが、果実まで同時の木がありました。 名前に関して良く知られたエピソードがありますが、ご存じでしょうか。 元々は緋色の寒桜なので「緋寒桜」と呼ばれていました。 でも、「彼岸桜」と混同回避のために順番を変えられてしまったのです。