改めて、近所の田んぼ道などを二輪で走り回ってみました。 実は、つい最近まで、まだまだ春は始まったばかりという風情だったのです。 明らかに冬の終わりは暖かかったですし、開花の情報も多いのに・・・。 ブログの発信地は千葉県ですが、近所でタチツボスミレが咲いていません。 (注:少し離れた隣町では先月の内に咲き出していました) でも、今日はソメイヨシノが咲き出しているのをしっかりと見ました。(^.^) 前置きが長くなりましたが、畦道で一番目立った植物の群落です。 「これは何かな?」 これぞ、天下の雑草、どこでも見られるホトケノザ(仏の座)です。 (ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Lamium amplexicaule" ● 原産 : アジアやヨーロッパ、北アフリカなどにも広く分布 ● 分類 : シソ科オドリコソウ属 資料によりますと、北海道には見られないそうですが、本当ですか? 赤紫色の小さな花を咲かせるシソ科の一年草で、繁殖力が強いですね。 平地で、この植物が見られない地域というのが想像できません。 仏像で見られる蓮華座に似ているのが命名の由来です。 弥勒菩薩立像等でも見られますから、機会があれば注意してみて下さい。 花はオドリコソウのミニチュア版で、造詣が大雑把なので地蔵のようです。 オドリコソウ伸す型は佐渡おけさの踊り子のようにたおやかなのですが・・・。 古い時代にやってきた外来種で、すっかり定着しています。 通常花の後、閉鎖花を作り出し、自家受粉で確実に増えていきます。 タネにエライオソームを持つ蟻散布植物で、繁殖力は折り紙付きでしょう。