関東では、今、町中を走り回ると、この白い花があちこちで揺れています。 「これは何かな?」 小さな白い花が溢れる枝を弓なりに延ばすユキヤナギ(雪柳)です。 実は、我が家の狭い庭のプランターで咲いているんです。 植えた記憶は全くないので、どこかから飛んできたのでしょうか。 普通は挿し木で増やすものですが、タネでも増えるでしょうね。 (ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Spiraea thunbergii" ● 原産 : 日本、中国 ● 分類 : バラ科シモツケ属 驚いたのは、調べて初めて知ったのですが、バラ科なのですね。 バラ科は、植物が持つイメージの幅が広いなぁと思います。 白い花の背景が赤くなっていますが、同じバラ科のレッドロビンです。 生育すると2m程度にはなる低木で、街路樹として重宝されています。 大木を取り囲むように植えることを「根締め」というそうですね。 公園の水辺で柳のような使い方もできますが、単独でも美しいと思います。