ポワァっとした丸っこさで、クリームイエローの花を咲かせています。 「これは何かな?」 早春、黄花を咲かせるマンサクの仲間、ヒュウガミズキ(日向水木)です。 「三日見ぬ間の桜」と言いますが、季節の移り変わりは早いですね。 関東では、あっという間にヒュウガミズキの花は終わろうとしています。 桜の花シリーズが長引いて、登場が遅くなるところでした。(^.^; (ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Corylopsis pauciflora" ● 原産 : 日本 ● 分類 : マンサク科トサミズキ属 花の色や構造は、兄弟分のトサミズキ(土佐水木)と良く似ています。 ヒュウガミズキの方が花の房が短くて、その分、花の数が多いようでした。 下に垂れた穂状花序と呼ばれる花の構成数が少ないようですね。 別名をイヨミズキですが、資料では伊予には元来自生していないようです。 日向も地名ですが、やはり、こちらにも自生していないとか! もう一つの別名であるヒメミズキ(姫水木)の方が似つかわしいようですね。