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すみれ園芸化技術の欧日競演 ニオイスミレと「春待草」

すみれ園芸化技術の欧日競演 ニオイスミレと「春待草」

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ソメイヨシノが満開になる頃、すみれたちも元気に咲き出します。
日本で指標となるタチツボスミレは桜前線と同じ時期に咲き出すのです。
撮影者の庭から、外国種のすみれをお届けしましょう。

「これは何かな?」
手前は、欧州で普通に栽培されている Sweet Violet、ニオイスミレです。
奥は、ニオイスミレの血も引いているらしいと言われるハイブリッドですね。

ニオイスミレは盛んに園芸化が進められた欧州のすみれです。
この園芸品種だけで、大会場で品評会ができるだけの数があるでしょう。
例えば、これだけ強い紅色は、国内種には見当たらないように思います。

(ちょろっと、蘊蓄)
 ● 学名 : "Viola odorata"
 ● 原産 : (原種)欧州
 ● 分類 : スミレ科スミレ(ヴィオラ)属

同様、パンジーを見ても、欧州の園芸化技術はずば抜けていますね。
一方、奥のすみれは日本のバイオテクノロジーが生み出したと言われます。
ただ、詳しいことが分かっていませんので、噂だけかも知れません。

分かっているのは、作出者が日本のビール会社の連結子会社であること。
つまり、ビール酵母を駆使することによって培われた技術の花卉転用です。
少なくても、その会社は上記のように会社説明をしています。

園芸品種目(この場合、商標)を「春待草」と言います。
株全体が大型化、基部は木質化して、そこから枝を出すように展開します。
丈夫で、毎年、大量の花を咲かせるすばらしいDNAだと思います。


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 手前の小さな鉢で育ててるニオイスミレも、丈夫で余り手間が掛からず、数年間は可憐な花を咲かせてくれます。奥のハイブリッドに至っては、もう何年目になるのか、おそらく10年前後かと思います。


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