濃緑色の葉に、たくさんの純白のラッパ状の花が咲いています。 「これは何かな?」 マダガスカル・ジャスミンと呼ばれるガガイモ科の観葉植物です。 とても甘い芳香を放つ白い花には、いつも蟻がやってくるようです。 つい先日までは蕾ばかりでしたが、一斉に咲き始めました。 数日前までは五月晴れで、明るい日差しが降り注いでいたからでしょう。 花の時期には直射日光を当てる必要があるそうですね。 日光が不足していると花芽が付かないという情報がありました。 この白い花には降り注ぐ陽光が似合っているように思います。 (ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Stephanotis floribunda" ● 原産 : マダガスカル島(アフリカ) ● 分類 : ガガイモ(トウワタ)科ステファノティス属 これは鉢物ですが、家の前の道路に面する所に置いています。 まだ蕾の時から、評判が良いようで、よく「これは何ですか」と聞かれます。 それで、タグを付けたままにしています(ウソ)。 よく咲かせるには、蕾が数個付いたら、その蔓を摘心するのが極意だとか。 同じ所には二度と花芽を付けないので、摘んでも構わないようです。 また、摘心によって、よく分枝することが知られています。 夏の暑さや冬の寒さには弱いそうですから、気を付けたいところですね。 うまく夏を越したら、挿し木で増やしてみようかと思います。 ただ、花を咲かせるまで育つには年単位の時間が掛かるそうです。(^.^)