うわぁ、このイソギンチャクのようなものは、いったい何だろう? 屋外で、風の吹く状態で、よく撮影できたものです。 花だとしたら、これはオシベなのかも知れませんね。 もう少しアップにしてみたら分かるでしょうか? でも、下の写真をご覧下さい。 ははぁ、何となく分かってきましたね。 これは、2回目の登場になる樹木の姿、初夏の風景です。 「これは何かな?」 独特の芳香を放つ、ブナ科に属するクリ(栗)の花ですね。
(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Castanea crenata" ● 原産 : アジア、北アメリカ、ヨーロッパ ● 分類 : ブナ科クリ属 多くの品種があって、とても同定できませんが、日本栗とよばれるものです。 この日本栗は中国での呼び名なのですね。。 英名も 'Japanese chestnut' 、狭い捉え方では日本原産と言えるでしょう。 前回も同じ説明をしていますが、花と実の様子が一致しませんね。 長い尾のような花の付け根に近いところに、棘のある雌花があるのです。 全ての花に実が付いたなら、とんでもないいことになりますね。(^.^) 千葉県では栗の農家が多いようで、栗林を良く見掛けます。 比較的に肥料を要求する樹木なのだそうで、収穫に大きな影響があるとか。 桃栗3年、柿8年と言いますが、まぁ、3年程度で収穫できるのですね。