この白い八重咲きの小さな花ですが、どこかで見たような・・? 「これは何かな?」 なんと、きちんと学名もある八重咲きのヤエドクダミ(八重毒痛み)です。 ご縁というのでしょうか、今年2回目の巡り逢いです。 1回目は沖縄本島で出逢った方に見せていただいた庭でのことでした。 2回目は、意外なことに、6軒程度離れたご近所の庭でのことです。 (ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Houttuynia cordata f. plena" ● 原産 : 日本 ● 分類 : ドクダミ科ドクダミ属 ドクダミの品種で、 本州、四国、九州、沖縄に分布するそうです。 花弁に見える部分は総苞片と呼ばれるもので、ほぼ葉だと思って下さい。 チャームポイントは、更に横に突き出た蕾(子花)ですね。 通常、八重咲きとはオシベやメシベが花弁化したものです。 ですから、子孫を残す能力を失っている場合が多いのですね。 しかし、ドクダミには端から花弁がありませんので大丈夫なのだそうです。