この植物の花をきちんと見たことがありませんでしたが、綺麗ですね。 「これは何かな?」 なかなか目にすることがないナス科のタバコの花なのです。 苗を移植してから2ケ月程度で咲き始める花は鑑賞価値もありそうです。 でも、葉に養分をまわすために、この淡紅色の花を切り落とします。 この心止(しんどめ)が行われるため、余り目に付かないのかも知れません。 (ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Nicotiana tabacum" ● 原産 : メキシコ、アメリカ、アフリカ ● 分類 : ナス科タバコ属 タバコ属は50種程度があるそうですが、栽培されているものは限られます。 花を愛でる目的で栽培されているものもあるとか。 一般には、この Nicotiana tabacum が栽培されています。 この種には多くの品種があって、土地、土壌、目的等によって選ばれます。 実は、撮影地は沖縄の石垣島で、なんと4月のことでした。 生産量の多い北東北では、初夏に花を咲かせ、大きな葉を拡げるのです。