ちょっと変わった様相ですが、どうやら、すみれの花のようですね。 「これは何かな?」 名前にスミレという言葉がないキバナノコマノツメ(黄花の駒の爪)です。 黄色くて馬面ですが、これでも立派にスミレの仲間です。 変わっていますが、実は花卉も変わっていて、まだ咲いているのです。 ただし、もう亜高山から高山域でないと見られないでしょうね。 (ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Viola biflora" ● 原産 : 日本、中国、北米 ● 分類 : スミレ科スミレ(ヴィオラ)属 さて、この変わった名前ですが、花が馬面だからではありません。 「駒の爪」は「蹄」を意味するのですが、これは葉の形状から来ています。 なるほど、確かに似ていますね(見たことがありますか)。 今年は南方中心になってしまって、見に行くことができませんでした。 でも、ギリギリながら、日帰りできる生育地を確認できました。 ついつい、東北や北海道の高山で咲く姿をイメージしてしまうのです。