白い小さな花と赤や紫色のとんがり帽子のような実です。 一応、「これは何かな?」 実を見ただけで口が辛くなりそうなナス科のトウガラシ、二度目の登場です。 野菜イメージのピーマンとか、パプリカ、シシトウも広義では同じ仲間です。 でも、やはり香辛料イメージの狭義の仲間の方が似ていますね。 上の写真は、観賞用でもあるゴシキトウガラシ(五色唐辛子)でしょうね。 (ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Capsicum annuum (広義)" ● 原産 : 温帯から亜熱帯まで広域に分布 ● 分類 : ナス科トウガラシ属 狭義と言っても、栽培されている品種だけで数百種あると言われます。 日本では、食用で辛みの強い「鷹の爪」が知られています。 最近、「羅帝」という激辛の中国系F1新品種が流通しているそうです。 下に丸めの実が写っていますが、これもゴシキトウガラシだろうと思います。 後は区別ができません。 赤、紫、橙、黄など、とてもカラフルで楽しくなる植物ですね。