総合案内へ戻るトップページ年別倉庫(2007年)月別倉庫(10月) 2007年10月19日 仲間さがし
白い花色が控えめな銀木犀 水仙に似た芳香が清々しい

白い花色が控えめな銀木犀 水仙に似た芳香が清々しい

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これはキンモクセイに似ていますが、それにしては花の色が薄いようです。
「これは何かな?」
学名上、キンモクセイの母種に当たるギンモクセイ(銀木犀)ですね。

木犀とは、金と銀、それからウスギモクセイ(薄黄木犀)等の総称だそうです。

中国名で、木犀を「桂花」、銀木犀を「銀桂」と呼びます。
では、金木犀は「金桂」かというと、なぜか「丹桂」だとか。本当でしょうか?
「銀」は白い色の花を指し、「丹」は橙色の花を指すのですね。

銀木犀の方が少し出足が遅く、金木犀の芳香が消えた頃に開花します。

(ちょろっと、蘊蓄)
 ● 学名 : "Osmanthus fragrans"
 ● 原産 : 中国
 ● 分類 : モクセイ科モクセイ属

明るい午後、近所を散歩してみますと、しみじみと秋の変化を感じます。
実は徒歩約10分圏内ならば、花木の分布を概ね把握しているつもりでした。
でも、新たに薄黄木犀の大木と、銀木犀が数十本規模の垣根を発見!

あははぁ、なんとも、お恥ずかしい。o(^▽^)o

銀木犀の芳香は、花の色と同様に、金木犀に比べて地味です。
金木犀は甘〜い芳香で、銀木犀は清々しい芳香と言えば良いのでしょうか。
その芳香を覚えた後、街を二輪で駆け抜けますと、あちこちに漂っています。

皆さんのご近所にも、存外多くの銀木犀があるかも知れませんよ。


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 この写真は「撮れたてのホヤホヤ」です。今日、雨が降り出す前に撮影したものですよ。
 さて、ここまでの説明に対する異論を見つけましたので、掲載しておきます。「桂花」、「丹桂」、「銀桂」の関係について、別の資料では「丹桂」は金木犀で同じですが、「桂花」が銀木犀、「銀桂」が薄黄木犀とあります。中国の図鑑を見る機会があったら良いですね。


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