元来でしたら、もう花のシーズンは終わっているようです。 「これは何かな?」 まだ、花を遅い咲かせているキョウチクトウ科のセイロンライティアです。 なるほど、言われてみればキョウチクトウに似ているかも知れません。 ポット植えで見た時には分かりませんでした。 キョウチクトウの白い花と比べると、花弁がよく開いているように見えます。 (ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Wrightia antidysenterica" ● 原産 : スリランカ ● 分類 : キョウチクトウ科ライティア属 セイロンって、現在のスリランカでしたよね。 高い山が多いそうですが、標高の低い場所に自生する低木です。 高温多湿には強く、乾燥に弱いので、日本の夏に向いているのでしょう。 日本で流通を始めて歴史が浅いようで、情報が多くありません。 でも、挿し木で増やすことができるようですので、今後、増えてくるでしょう。 初夏から、こんな時期まで咲き続けるとは、なかなか頑張り屋さんです。