師走の冷たい風の中で、なんと桜が花を咲かせています。 桜は桜でも「これは何かな?」 冬と春、年に2回、花を咲かせる十月桜という雑種起源の園芸品種です。 資料に依りますと、コヒガンザクラ(小彼岸桜)の園芸品種だそうです。 よく見ていただきますと、花弁の数が5枚以上ありますね。 八重と表現する場合もあるようですが、こんもりした花ではありませんね。 実は、昨年も紹介したのですが、返り咲きだと思っていました。(^.^) (ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Prunus × subhirtella cv. Autumnalis" ● 原産 : 南アフリカ ● 分類 : バラ科サクラ属 同じように冬と春に花を咲かせるフユザクラ(冬桜)なる品種もあるようです。 マメザクラ(豆桜)と「ヤマザクラ(山桜)の雑種、花弁は5枚という訳ですね。 別名があって、コバザクラ(小葉桜)と呼ぶそうです。 十月桜の話に戻しますが、既に文字通り、十月から咲いていました。 薄紅色の花弁1枚1枚が薄めで儚い感じがしますよ。 しかしながら、一年の「四分の一」の期間を咲き続ける、お忙しい限りです。