とてもカラフルな葉たちですが、シソの仲間でしょうか。 「これは何かな?」 確かにシソ科で、コリウスと呼ばれますが、属の総称と理解して下さい。 資料には和名も書いてありました。 金襴紫蘇(きんらんじそ)または錦紫蘇(にしきじそ)というのだそうです。 なるほど、日本人が命名しそうな名前ですね。(^.^) 綺麗なのですが、当然のことですが、これは葉です。 秋になると、目立たないけれども、かわいらしい小さな花が咲きます。 花から極く小さな種子ができて、これを播種して増やします。 (ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Coleus cvs." ● 原産 : 熱帯アジア、アフリカ、オーストラリア、太平洋諸島 ● 分類 : シソ科コリウス属 ところが、花ができにくい、栄養系コリウスと呼ばれる品種群があるのです。 成長が速く、枝分かれが多い特徴が観葉植物として優性なのでしょう。 夏の強い太陽に強く、乾燥にも強いという情報もあります。 これらに対して、通常のコリウスを実生系コリウスと呼ぶことがあります。 必ずしも、親と同じ性質を持たず、多彩な変化を楽しむことができます。 近年、園芸店で目にするのは栄養系の方が多いようですね。 目を楽しませてくれる期間が長いので、重宝なガーデニング素材でしょう。 極端な場合、コリウスだけでも美しい花壇(?)を構築することができます。 確かに、園芸店でもコリウスのコーナーがとても華やかだと感じました。