なにやら、ドライフラワーのようにカサカサと音がしそうな桃色の花です。 「これは何かな?」 キク科のヘリクリサムですが、「かんざし姫」の商標で流通しているようです。 最近見掛けたのですが、基本的には非耐寒性の植物のようですね。 よく枝分かれして、たくさんの花を咲かせます。 ただ、ピンクに見えるのは花弁ではなくて、発達した苞なのだそうです。 (ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Helichrysum cassianum" ● 原産 : オーストラリア ● 分類 : キク科ヘリクリサム属 余り情報が多くないので、ネットで情報を拾ってみましたが困っています。 非耐寒性という情報と耐寒性はあるという情報の両方があります。 花期に関する情報もマチマチ・・・? まぁ、この時期に流通しているのですから、耐寒性はあるのかな。(^^*) オーストラリアの植物ですから、水はけと風通しが重要です。 蛇足ですが、植物にとって、風通しは存外重要な要素だと思っています。 日本の植物でも風通しの悪い場所では元気がなくなることがありますね。 さて、声に出して読み上げ難いヘリクリサムですが、聞き覚えがあります。 昨年の今頃に取り上げた「花かんざし」と同じ属でした。 こちらは白くて可憐な小輪ですから、随分違うイメージなのです。