ちょっと凝り性らしい園芸店さんの店頭にあったディスプレイです。 「これは何かな?」 アカネ科のトキワナズナ、別名の方が通りが良くてヒナソウと呼ばれます。 この株たちは青い花弁ですが、情報によりますと白い花弁もあるそうです。 ともに、中心部が黄色く抜けて、4枚の花弁を引き立てていますね。 性質はとても強健で、一部、帰化植物として野生化しているそうです。 (ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Houstonia caerulea" ● 原産 : 北米 ● 分類 : アカネ科フーストニア(ヒナソウ)属 地下茎(匍匐枝?)で盛んに増えて、こんもりとまとまった姿になります。 草丈は低く、小さなガーデニング素材として重宝かも知れません。 小さな野草鉢に植えて、ミニ盆栽風に楽しんでいる方も多いようです。 自生地の環境は「湿気があるけれども日当たりの良い場所」だそうです。 これを参考にして、おそらく山野草的な育て方をすれば良さそうですね。 ただ、日本の夏は苦手と聞きますので、涼しい場所で休ませましょう。