淡いピンク色で上を向いて咲いていますが、これはフウロソウですよね。 「これは何かな?」 夏の高原に咲くハクサンフウロ(白山風露)だと思います。 5枚の花弁に特徴的な紅紫色の真っ直ぐな筋が見えています。 全体イメージがタチフウロと似ていますが、若干の相違点があるようですね。 日本にはたくさんの仲間が自生していますが、その一部を列記します。 ■ ゲンノショウコ ■ グンナイフウロ ■ タチフウロ ■ チシマフウロ ■ ヒメフウロ ■ アサマフウロ ■ シコクフウロ ■ コフウロ (ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Geranium yesoense var. nipponicum" ● 原産 : 日本 ● 分類 : フウロソウ科フウロソウ属 高山植物に区分されますが、登山靴でないと逢えない訳ではありません。 勿論、1,000m級からの標高は必要です。 ひっそりと咲くタイプで、気を付けていないと見過ごしてしまうでしょう。 最近、外来の仲間が花屋さんの店頭に並ぶことが多くなりました。 比較的小さくて、鉢で育てられる種が重宝されているようです。 栽培してみたのですが、日本の夏冬の気温差は苦手のようでした。(^.^)