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古より日本の生活に根付いていた日本特産油 椿油

古より日本の生活に根付いていた日本特産油 椿油

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知っている木の葉ですが、大きな丸い実がありますね。
「これは何かな?」
やはり、椿ですが、この状態では品種までは特定できないかなぁ。f(^_^;

緑色の艶やかな実は、少し赤く色づいて、やがて茶褐色になっていきます。
熟すと、ご覧の通り、三つに割れて焦げ茶色の種子が顔を出す訳です。
球状の一個の実に見えますが、栗のように2〜3個がくっついていますよ。

(ちょろっと、蘊蓄)
 ● 学名 : "Camellia" spp.
 ● 原産 : 日本
 ● 分類 : ツバキ科ツバキ(カメリア)属

この種子から採った椿油は古い時代から活用されていました。
先ず、髪の潤いを保ち、艶を与え、保護するヘアケア用途があります。
精製した製品は無色・無臭の上、さらっとしているのだそうです。

また食用油として、天ぷら油、ドレッシングなどに幅広く活用されます。
オレイン酸が豊富で、風味は軽く、酸化しにくいので保存性が良いそうです。
他にも石鹸の原料、古くは行燈の油、錆止めにも使われていました。

古より日本の生活に根付いていた日本特産油 椿油


関連製品

「日本の椿花新装版」


 絞ったままの状態では淡い象牙色なのだそうですが、精製して製品化されますが、ほぼ無色透明かつ無臭で、高級天ぷら油として利用されます。余り、御縁はありませんでした・・・(笑)。日本特産油で、古くから鬢付け油や日本刀の手入れなどにも用いられてきたので、時代劇にもよく登場しますね。


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