パンジーはもう何度目の登場になるのでしょうか。 o(^▽^)o お気に入りになった写真2枚を持ってきました。 大きさや派手さを競ったような時代を過ぎ、印象が重要になってきましたね。 この花は大きさも形状も一般的ですが、印象的な色合いです。 花の中央部から放射状に広がるグラデーションと条(筋)が魅力的です。 交配によって生み出される印象的な花の可能性は尽きません。 ただ、商業的に成り立つ数量までどうやって株数を増やすのでしょうね。 一代雑種として大量に種子を提供できることが不思議でなりません。 (ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Viola X Wittrockiana" ● 原産 : (原種)欧州 ● 分類 : スミレ科スミレ(ヴィオラ)属 繰り返しになりそうですが、パンジーとヴィオラのことを書いておきます。 パンジーは欧州に広く分布するMelaniumというグループのすみれです。 Viola tricolorなどの野生種が複雑に交雑を重ねたハイブリッドですね。 この丸めの花を咲かせる系統は、一般にGarden Pansyと呼ばれています。 一方でViola cornutaなどが核となって交配された系統があります。 こちらの小さめの花を咲かせる系統はTufted Pansyと呼ばれています。 日本でTufted Pansyがヴィオラと呼ばれるようになったのはなぜでしょう。 それは属名ですから、通訳しても理解を得るのは難しいかも知れません。 いづれ境界線は消えつつあり、この際、パンジーに一本化しては如何!