(白老連山を静かな湖面に映す五胡を歩く) 室蘭を過ぎたあたりから曇りがちになって、ついに雨になってしまいました。まぁ、旅に出掛けて「いつも晴れ」という訳にはいきませんので、このエリアで雨が降った場合にと想定していた白老のポロトコタンに立ち寄ってみました。実は緻密に計画を立てているのです(エライ!と誰も褒めてくれません)。 大昔、修学旅行で立ち寄った時の記憶とほとんど変わりません。ただ、大きなポロト湖のそばだったという記憶はありません。記憶が消し飛んだのか、移転したのか、1965年に市街地にあったアイヌ集落を移転したそうですから、前者でしょう。大きな違いは、説明が中国語中心だった点です。聞いてみると、中国からの旅行者がとても増えているのだそうです。実は、中国人の団体さんが目立って、どうやらその一部だと思われてしまったようでした。
ヒグマです!2匹のヒグマが飼育されていました。かなり丈夫そうな二重の鉄格子があるのですが、うろうろしている姿は迫力があります。立ち上がると、やはり大きいですねぇ。山の中では会いたくないと心から思いました。
アイヌ民族博物館でゆっくりして、サウンチセ(手前の家)でアイヌの民族衣装を着用した方が他の踊りや演奏を拝見しました。昔も思ったのですが、この上なく純朴な踊りです。 天候が許せば、ポロトの森を歩いてみるつもりでしたが、また次の機会にします。