(静かな高層湿原に水を満たした人造湖) ここは「六合村」と書いて「くにむら」と読む高原です。温泉郷の草津から更に奥に入って行くという意味では、秘境と呼ぶことができるかも知れませんね。既に6月だというのに残雪があるのは野反湖という 人造のダム湖です。 ここぬ向かう山道で、忽然と猛禽類がフロントガラスの前に現れたこともあるのですが、仲間は遠目に熊さんの黒い姿を見たことがあると語っていました。
湖畔を歩くと根雪を割いて流れ込む山水が冷たそうでした。フキノトウが割き、ここは早春の色合いです。湖は人造ですが、湖を囲む木々は全く自然のものであろうと思われます。
シラネアオイの群落・・・。いやいや、これは人の手が加えられていると思います。保護と植栽は違うと思われ、ちょっと問題有りですね。その意味では、コマクサも地元の中学生が植えていると説明されていました。それはそれとして、豊かな自然が溢れている高原でした。