(歴史を感じる大きな町でお城の天守閣に登って見ました) もう随分前の写真を持ち出してきました。デジタルカメラの画質が時代を物語っていますね。なにしろ、スマートメディアの時代です。 頑張って、高知までやってきました。真夏の南国ですが、さらっとした風が吹いて、気持ちの良いツーリングを味わうことができたのです。走ってきた道が賑やかな市街地にはまりこみました。「へぇ、路面電車が走っている」なんてのんきなことを考えていたのですが、停車場の表示が『はりまや橋』です。おっ、確かに赤い欄干が見えます。ビルの隙間ですね。 二輪を停めて歩いてみました。川辺は都市に埋もれた親水公園のような風情です。札幌の時計台もそうですが、都市部に残された古い時代の建造物は少しかわいそうな感じがします。
立派な天守閣が見えました。お城が好きな方には憧れの一つと言われる土佐高知城です。それなりに時間をかけて見学してきました。掲示されていた航空写真を撮影してきたのですが、これだけの建物が現存しています。下手な解説はしない方が得策だろうと思いますが、とても堅牢で防衛力に富んだ構造を持つ本格的なお城だと感じました。
江戸時代中期に再建されたものという天守閣にも登ることができたのですが、さすがの位置にあり、四面に高知市街を一望することができます。時間の経過を肌で感じることができますね。
高知は大きな町ですねぇ。もう少しのんびりした南国の風情を感じたい方は、もう少し海に近い所を走った方が良さそうです。歴史散策には市街地にある城などを見るのが良いのでしょうが、自然の中を走り回りたいというのがツーリングの本音ですので、まだ日が高いうちに海の方に向けて走り出すことにしました。