閉じる
はてな窓 (WINDOW)
用語 オトメ(乙女)、オトメ型 2022/02/14
(俗)言葉:スミレの仲間に関する特定の変異(距の色変化)に対して俗に用いられる修飾語
説明 唇弁の距の色という限定的な要素に対して用いられる修飾語。距が白く、その中央部から先端にかけて薄紅色に色づく様子を表現する。
タチツボスミレの白花で、距が薄紅色になる個体群が見られる。牧野富太郎博士が箱根の乙女峠で採集した個体に対して、品種として「オトメスミレ」という和名を付して報告した。
オトメスミレの例に倣い、スミレ属の他種でも、距が白く、その中央部から先端にかけて薄紅色に色づく姿を、俗にオトメ型と表現することがある。
「コンピラ(金比羅)」、「コマキノ(駒木野)」など、スミレ属限定で用いられている言葉があり、そうした例の一つ。言葉なので、用いられる時期や場所、用いる個人によって変化することは否めない。
変化の例 オトメ(乙女) オトメ(乙女) オトメ(乙女)
関連用語・ページ
オトメスミレ オトメニオイタチツボスミレ スミレサイシン(オトメ型)
ページの先頭へ戻る