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思い入れがあったアングルファインダーが使用不能


(NIKON) DR-6


[NIKON] DR-6  長く使用していたNIKON用のアングルファインダーDR-6が使用できなくなりました。実は、ファインダーとの接続をする取り付け部の小さな部品1枚が手に入らないだけなのです。金属の小さな板をちょっと加工した1枚の部品を注文しようとしたら、「修理扱い」とかで、メーカーの修理代と窓口店舗の手数料で6,000円程度とのことでした。大量消費時代の名残かも知れませんね。
 なんともばかばかしい話ですが、新たに購入しようとすれば、インターネットで安い店を探しても、送料込みで2万円というところです(定価は税別25,000円)。いろいろ悩んで、サードパーティ(SEAGULL)製の汎用品を買うことにしました。


 一般に使用されている一眼レフカメラなら、プラスチック製のアダプターで使用できる優れモノです。皆、このように設計して、提供してくれたらいいですね。ほとんど使わなくなったフィルムカメラを持ち出してきても使えるという訳です。検品を兼ねて、装着してみました。まぁまぁ、違和感なく使用できそうです。
 二つのアングルファインダーが写っている写真の左側にあるのはMinolta(現SONY)製ですが、構造は何ら変わりありません。アダプターがあれば、これを使っても良い訳ですが、探す根性がありませんでした。実は、見えている取り付け部の構造がSEAGULL製と同じで、今回手に入ったアダプターを使用すれば取り付けられます(確認済)。本当に必要だったのは、アダプターだけだったという結論ですね。まぁ、これからは、この二つを使い分けることになります。
 因みに、覗き込んだ時の倍率を1Xと2Xに切り替えることができる商品と、2.5X、それから3.25Xに切り替えることができる商品があって、それぞれ少しずつ価格差がありました。Minolta製が使えることが分かっていたら、倍率の大きいものを選んだかも知れませんね。

 さて、このDR-6ですが、とても思い入れがあるのです。ちょっとだけヒビが入っていて多少ガタが来ていますが、使用上の問題がある訳ではありません。2度、分解して清掃しました。2度、自生地で行方不明になって、なんとか見つけ出しました。1度目は熊本で、夕方暗くなりそうな中で必死に探して見つけ出したのです。2度目は長野で、山の中の小さな沢に落としてしまって、あっという間に流されてしまいました。肩まで水につけ、手探りで探しまわったのですが見つかりません。諦めて帰ろうとして諦めきれず、また戻って、同じところをもう一度、もっと深いところまで手探りを繰り返してみました。岩を一つ除けてみると、知っている手触りがあり、やっと拾い上げたのです。そんな風に使ってきた愛着のあるユーティリティが、部品一つで使用できなくなったのは、余りに残念ですね。

(2011/03/16)

Latest Update 2011/03/16