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記録媒体はスマートメディア、最大8MBでした


(RICOH) リコーDC-3Z


(RICOH) リコーDC-3Z  初代のデジタルカメラは1997年に発売されたリコーDC-3Zというコンパクトタイプでした。当時、「携帯性に優れた、カプセルタイプの先進的なデザイン」という触れ込みだったそうです。実際、ベストのポケットに放り込んでどこへでも持ち歩いたものです。おかげで、地面に落としたり、木にぶつけたりであちこち傷だらけになってしまいましたが、それでも丈夫でしたので長く使用できました。とても愛着を持つことができた1台です。
(RICOH) リコーDC-3Z  可動式の液晶モニターを搭載していて、すみれのような草丈の小さい植物を撮影するのにはとても便利でした。でも、1.8インチTFT液晶ですから、現在の感覚で見たら小さく感じるでしょうね。VGAという点も、現在なら・・・。でも、年々革命的に技術革新が進む機器の世界で、一昔前の話ですから、実はとても進んだハードでした。
 操作性も抜群というか、唯一無二の存在だったと思います。モニターを開くと撮影スタンバイ状態で、3倍ズームを備え、内蔵メモリが主流だった時代にスマートメディアという外部メモリを使うことができました。ただし、仕様上、最大8MBカードまでしか対応していません。正確には、それが最大容量で、それ以上のカードが世の中に存在していませんでした。たまたま、当時の評価記事を読んだのですが、絶賛されていたようです。

 アメリカに持って出かけたのですが、とても珍しがられて「へぇ、これがデジタルカメラかい?」と話し掛けられました。この手の小さな機械は日本の十八番(おはこ)ですからね。撮影した画像をモニターで見せると、とても感心していました。(^^*)

 [補足] この写真の撮影は2003年、カシオの小さなデジカメで撮影したものです。数年後に登場したデジカメで、この程度の画質です。
(2009/01/04)

Latest Update 2009/01/04