初代のデジタルカメラは1997年に発売されたリコーDC-3Zというコンパクトタイプでした。当時、「携帯性に優れた、カプセルタイプの先進的なデザイン」という触れ込みだったそうです。実際、ベストのポケットに放り込んでどこへでも持ち歩いたものです。おかげで、地面に落としたり、木にぶつけたりであちこち傷だらけになってしまいましたが、それでも丈夫でしたので長く使用できました。とても愛着を持つことができた1台です。
可動式の液晶モニターを搭載していて、すみれのような草丈の小さい植物を撮影するのにはとても便利でした。でも、1.8インチTFT液晶ですから、現在の感覚で見たら小さく感じるでしょうね。VGAという点も、現在なら・・・。でも、年々革命的に技術革新が進む機器の世界で、一昔前の話ですから、実はとても進んだハードでした。| Latest Update 2024/08/06 |