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白猫号Ⅱ トリシティ155

YAMAHA MW150A (TRICITY 155 ABS)

YAMAHA MW150A (TRICITY 155 ABS)  白いマジェスティですが、オルタネータ、その他が不調となり、修理をするか否か悩んでいる期間が長くなってしまって、ついに手放すことにしました。10万Km走った初代の黒いマジェスティよりも走行距離が短いままだったのが残念です。既に青猫号(HONDA HR-V)も手放していて、原動機付自転車のみとなって、中距離以上の移動手段を失っていました。
 熟考の上、同じメーカーのトリシティ155を導入することにしました。『白猫号Ⅱ』ですね。ご覧の通り、前輪が二輪で計三輪ということになります。エンジンは250ccから155ccに、最大出力も22psから15psになり、数値的には全体として小型化したように見えますが、実際、エンジン性能が高くて、ほぼ同程度のパフォーマンスを発揮します。ただ、前輪が二輪であるため、乾燥重量では10Kgしか変わりません。重いのによく走ります(笑)。125ccタイプもあるのですが、高速道路もしっかり走りたいので、155ccタイプの方を選びました。基本的なサイズ感は変わらないのだそうです。軽コミューターとしては十分なスペックだろうと思います。
 自分ではなかなか良いデザインではないかと思っていますが、好き嫌いが出るのかも知れません。家族(女性ばかり)の意見としては、まぁ、評判が良いようです。
 

「大島優子 二輪免許取ります!!」。

 AKB48の初期メンバー「大島優子さん」をCMに起用していたため、軽くて小型というイメージがあったのですが、いえいえ、乾燥重量165Kg、シート高765mmは、なかなか立派です。これでもマイナーチェンジによって、シート高は15mm低くなりました。因みに、このCMには菅田将暉も後に参加しています。
 スクーター・タイプの原動機付自転車は一般にタイヤ径が小さく、とても怖い乗り物です。雨が降ればタイヤを取られ、強風が吹けば流され、つい、路面の深い穴に気づかず、転倒して左手首を骨折してしまいました(あんな穴、放置しないで!)。その点、トリシティはすべてクリアしていると思いますが、乗り出してみて分かったのですが、シートが硬くて、足つきが良い方ではないという難点があることが分かりました。まぁ、慣れるしかありません。


 少しだけ、手を入れました。
 シート下のスペースがマジェスティの半分しかなくて、荷物が余り積めません。似た印象のリアボックスを調達して組み付けました。それから、スクリーンが低すぎて、虫や小石が直接襲ってきそうです。小雨なら対処できそうな高さのスクリーンも調達しました。今後、ヘルメット・ロックを設置しようかと持っています。

YAMAHA MW150A (TRICITY 155 ABS) YAMAHA MW150A (TRICITY 155 ABS)
YAMAHA MW150A (TRICITY 155 ABS) YAMAHA MW150A (TRICITY 155 ABS)

 ところで、前三輪は決してトリシティだけではありません。市場投入では欧州車が早かったようです。また、ヤマハにも大型車があります。
 左のゴツイ車体は、たまたま通りかかって撮影したもので、詳しい情報を持っていません(CAN-AM SPYDER RT、トライクらしい)。右はYAMAHA NIKENという総排気量845ccの大型自動二輪で、乾燥重量263Kg、シート高820mm、走り出しでは200万円にならんという代物です。どんな方が乗るのでしょうね。

不詳の大型車 YAMAHA N714E (NIKEN GT)

 補足ですが、タイヤが三つですが、自動二輪免許が必要です。つまり、普通自動車免許で乗ることができるトライクではないという位置づけですね。なかなか、難しい!

 同じヤマハ製のマジェスティと比べてしまいます。エンジンは250ccからサイズダウンしたイメージですが、性能が良くて余り感じません。シート高はむしろ高いかも。ハザードとキルスィッチもなくなりました。不便です(笑)。

 最後に、知っている方は知っている「ゆるキャン△」のお話です。
 スペシャル・エピソード「サウナとごはんと三輪バイク」で、普段はビーノに乗っている志摩リンちゃんがトリシティ125でキャンプへ出かけるお話が展開します。「志摩リンのビーノ」イメージのカラーリングはヤマハからは発売されていません。
(2020/06/17)

 それなりに乗ってみての感想を追記します。結論を先に述べますと、余り良い評価ではありません。走っている時は良い車両ですが、硬いシートはヘタラず、足つきの悪いシート高はそのままです。前輪が重くて取り回しも良くありません。CMに反して、標準的な体型の女性には不向きでしょう。
 残念ながら、立ちゴケを経験しました。車体が傾くような位置で止まりかけると、かなり厳しい圧力を受けます。ぬかるみで滑ってしまったら、キルスィッチがないので立ち往生してしまう可能性があります。高速に乗れるのにハザードを省略した意味も不明です。慣れましたが、緊張しながら乗っています。それから、車体デザインが中途半端で、タンデム向けではないように感じています。走りそのものはGOOD!
 まぁ、気に入って購入した愛車ですので、それなりに乗ろうと思っていて、ETCも装備しました。目的によっては、もう一台追加するかも知れません(家族の反対があるかも ^^)。

(2021/11/17)

Latest Update 2021/11/17