十日程前、突然現れた長女の運転で出掛けた公園の一画です。
桜が真っ盛りで、春らしい風が吹いて花びらを散らし始めていたのが、とても印象的でした。その花びらがゆっくりと流れていく、小川のほとりには、たんぽぽが綿毛を飛ばす準備を終えています。
八重咲きの紅梅の枝が、画角の上方に入るシーンが目の留まったので、つい、シャッターを押してしまいました。
『春の小川』としては出来過ぎた像です。もっと、素朴な感じなのでしょうね。でも、水面にはアメンボがスイスイと横切り、なかなか楽しげな場所でした。
童謡『春の小川』は高野辰之(作詞)と岡野貞一(作曲)のコンビによる作品です。彼らは『故郷(ふるさと)』、『朧月夜(おぼろづきよ)』、『紅葉 もみじ』を世に送り出しています。
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