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English
ヴィオラ・ラングスドルフィイ - Viola langsdorfii -
ヴィオラ・ラングスドルフィイ
分類 オオバタチツボスミレ類
学名 基本種 Viola langsdorfii Fisch. ex Ging.
品種  
変種  
異名
Viola simulata M.S. Baker
Viola superba M.S. Baker
由来 langsdofii : 人名に由来する G. H. von Langsdorff, 1774-1852 ドイツの植物採集家
外語一般名/td> 【英】 Alaska violet, Aleutian violet
茎の形態 有茎。25cm程度以下。
生育環境 低地からダケカンバ帯まで湿り気のある林下、湿地。
分布 国内  
海外 北米(USA:AK , CA , OR , WA)、(CANADA:BC)
補足 オオバタチツボスミレ、タカネタチツボスミレ
[ 国内 ] 北海道のほぼ全域、本州内陸では高地に点在する。
[ 海外 ] アラスカ、カムチャッカ、千島、樺太。
花の特徴 形状 大輪。側弁は有毛(白い毛が密生する)。
藤紫で赤紫条が入る。
短く、上向き。
花期 高山性であるため遅め。
花柱  
芳香  
補足 萼片の付属体が不明瞭で円形。
葉の特徴 形状 三角状披針形HELP!から円心形。鋸歯HELP!はゆるやかで目立たない。
両面とも濃緑色。
托葉 櫛の歯状に裂けず、ギザギザはない(ほとんど全縁)。
補足 花後、葉柄が長く伸び、夏葉は非常に大きくなる。
種の特徴 形状  
 
補足  
根の特徴  
絶滅危惧  
基準標本  
染色体数 2n=96 (Probatova, N. S. & T. A. Bezdeleva. 1998.)
その他 太い地下茎が横走する。地上茎が余り伸びず、無茎種的な姿をしている。
名称に「タチツボスミレ」を含むが、ニョイスミレの近縁。
DNAを見る限り、Viola kauaensis という木本すみれに最も近い種とのこと。
 まだ、花を見ていません。米国の資料ではラベンダー色とされていますので、日本のオオバタチツボスミレとは違う印象なのかも知れませんが、現物を見ないと何とも。
 困っているのは、日本と米国の資料における表現の違いです。Viola langsdorfii の分布に記載した USA:AK はアラスカ州を意味するのですが、オオバタチツボスミレの分布にもアラスカが登場します。ここで同居しているという意味なのか、小さな違いであろう「亜種」という区分は無視して考えているのか、それぞれの分布に関する記述が異なるので、よく分かりません。
 因みに、植物の分類には、動物の分類には登場しない「変種」や「品種」という区分があります。では、植物の場合の「亜種」とは何を指し示すのでしょうか。混乱しそうですよね。
2009/01/24
 亜種とされていたオオバタチツボスミレ、タカネタチツボスミレは別種として再区分されました。オオバタチツボスミレの方が名前が変わり、Viola kamtschadalorum と呼ばれるようになったそうです。
2010/05/27
(2009/01/21) Latest Update 2016/07/22 [200KB] [an error occurred while processing this directive]
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