ナガサワスミレ - Viola nagasawai -
ナガサワスミレ
千葉県 2010年4月29日 植栽 変種「普萊氏菫菜Viola nagasawai var. pricei
ナガサワスミレ ナガサワスミレ
ナガサワスミレ ナガサワスミレ
ナガサワスミレ ナガサワスミレ
千葉県 2010年4月29日 植栽 変種「普萊氏菫菜Viola nagasawai var. pricei
分類 未確認(ツクシスミレ類)
学名 基本種 ナガサワスミレ Viola nagasawai Makino & Hayata Published in: J. Coll. Sci. Imp. Univ. Tokyo 22: 30. (1906)
変種
Viola nagasawai var. pricei (W. Becker) J.C. Wang & T.C. Huang Published in: Taiwania 35: 47-49, f. 14. (1990)
Viola nagasawai var. acutilabella (Hayata) Nakai, 1922
品種
異名 Viola nagasawae (W.Becker) J.C.Wang & T.C.Huang
由来 nagasawai :
外語一般名
基本種【中】台北菫菜、【台】 臺北菫菜
変 種【中】(普萊氏菫菜=鋭葉台北菫菜、鋭叶台北菫菜)
茎の形態 有茎種
生育環境 山地の林縁、日陰になる場所。岩場。
分布 国内
海外 台湾北部に自生する(台湾固有種)。
補足 変種は標高600m程度以上の火山地帯に自生する。
花の特徴
(基本種)
形状 中輪から小輪。側弁は無毛。唇弁は極めて小さい。
淡い紅色または紫色。
丸く短い。
花期 3~6月。
花柱
芳香
補足 赤い花茎に白い微毛が目立つ。ニョイスミレに似る。
花の特徴
(変種)
Shape 中輪から小輪。側弁は有毛。
Color 写真は全体が白く、核が淡黄。唇弁に濃い紫条が目立つ。
misc. 丸く短い。赤紫色を帯びる。赤い花茎に白い微毛が目立つ。ニョイスミレに似る。
葉の特徴 形状 先の尖った三角状卵形または披針形HELP!。基部は心形。鋸歯HELP!はゆったりしている。
両面とも緑色。
補足 表面には白い毛が目立つ。四方に向かってロゼットHELP!状に拡がる。
種の特徴 形状
褐色。
補足 朔果HELP!は球形。
根の特徴
絶滅危惧情報
基準標本 台湾北部。
染色体数 2n=40または48
参考情報
その他 別種とされていたものが、併合された経緯を持つ。
ナガサワスミレ 中華民国・台湾(1991年発行)
* (総務省|郵政事業サイトより)

 種子を入手して育ててみたのですが、花が咲いてみたら、どうやらニョイスミレに似た変種の方だったようです。以前、写真で見たことがあるのはツクシスミレに似た印象の基本種でした。
2010/05/07

 ツクシスミレに似た印象と説明していますが、やはり似た印象の新種 Viola nanlingensis が発表されていました。中国南西部に局地的に分布するもので、2008年に発表されたばかりです。
2010/05/28


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(2010/05/07) Latest Update 2022/07/05 [230KB]

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