キクバワカミヤスミレ (菊葉若宮菫)
キクバワカミヤスミレ
キクバワカミヤスミレ キクバワカミヤスミレ
神奈川県 2008年3月23日 植栽
キクバワカミヤスミレ キクバワカミヤスミレ
神奈川県 2006年3月24日 植栽
キクバワカミヤスミレ
神奈川県 2009年3月20日 植栽
交雑親
マルバスミレ
マルバスミレ ( 2n=24 )
Viola keiskei Miquel
ヒゴスミレ
ヒゴスミレ ( 2n=24 )
Viola chaerophylloides (Regal) W. Becker
var. sieboldiana (Maxim.) Makino
学名
Viola x sp.
Viola keiskei Miquel x V. chaerophylloides (Regal) W. Becker var. sieboldiana (Maxim.) Makino
茎の形態 無茎種間の交雑種
生育環境
分布 国内
海外
補足
花の特徴 形状 中輪。側弁は有毛と無毛の個体が見られる。
マルバスミレに近いイメージで白くて丸めの花弁を持つ。
長めの円筒形。
花期 3~5月。
花柱
芳香
補足 写真では萼が切れ込んでいるが、浜栄介氏の資料では切れ込みが見られない。
葉の特徴 形状 いわゆる菊葉で厚めの卵状披針形HELP!から楕円披針形。
ヒゴスミレやエイザンスミレの交雑種にほぼ共通する切れ込みの不規則な鋸歯HELP!がある。
両面が緑色で、裏面がやや薄い。
補足 両面に白っぽい微毛が目立つ。葉柄は暗褐紫色を帯びる。
根の特徴
絶滅危惧情報
基準標本
参考情報
その他 浜栄助氏WHO!がマルバスミレとヒゴスミレの人工交配を行って得たワカミヤスミレと比較して、形態の違いがあることを確かめたとされています。(「スミレ事典(出典:S001) (三木順一氏WHO!)」より)
 端正な姿をした交配選別種が園芸品種「菊葉ワカミヤスミレ」として流通しています。
2008/08/07

 長野県版レッドリスト(維管束植物編)で希少雑種(RH)に指定されているようです。それで確認してみたのですが、交雑種も多く記載されていた『長野県植物誌』には登場していません。とにかく、長野県は個体数も種数も濃い地域ですから、できることなら、ゆっくりと楽しみながら探し歩きたいところです。
2010/01/11


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 (2008/08/07) Latest Update 2023/08/06 [350KB]

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