ムラカミタチツボスミレ (村上立坪菫)
ムラカミタチツボスミレ
新潟県村上市 2003年4月27日
ムラカミタチツボスミレ ムラカミタチツボスミレ ムラカミタチツボスミレ
HELP!の様子が少しずつ違いますね!特に2001年撮影の個体は紅紫色でした
距の上半分だけが紫色の個体、距が細長い個体・・・、いろいろな変化が見られました

ムラカミタチツボスミレ
新潟県村上市 2003年4月27日
ムラカミタチツボスミレ
東京都 2011年4月9日 植栽
交雑親
タチツボスミレ
タチツボスミレ ( 2n=20 )
Viola grypoceras A. Gray
オオタチツボスミレ
オオタチツボスミレ ( 2n=20 )
Viola kusanoana Makino
学名
Viola x sp.
Viola grypoceras A. Gray x V. kusanoana Makino
外語一般名
茎の形態 有茎種間(タチツボスミレ類)の交雑種
生育環境 両親ともに生育環境の近い、雪国のすみれであり、日本海側では比較的多く見られる自然交雑種。
分布 国内
海外
補足
花の特徴 形状 大輪。側弁は無毛。
淡紫色。唇弁に紫条が入る。
紫または赤紫色であるが、両親の特徴を併せ持っていて全体に変化が多い。白色も当然に見られる。
花期
花柱
芳香
補足
葉の特徴 形状 大きめで丸い葉にオオタチツボスミレ由来の凹凸があると分かりやすく、また、印象が強い。一般に両面とも無毛。
両面とも濃緑色。
補足 タチツボスミレの特徴に近い心形が現れることも多く、葉は判断材料としては補助的な位置であろう。
根の特徴
絶滅危惧情報
基準標本
染色体数
参考情報
その他 浜栄助氏WHO!と工藤孝雄氏が1964年に見い出した新潟県の村上に因んで命名された。
全体として「距が紫色のオオタチツボスミレ」という印象。更に大株になっていれば判断しやすい。距が白い場合もあるが、その場合、少し判断が難しいと思われる。不完全稔性があるとされる。

 命名の元になった村上で撮影したものです。ここでは珍しい交雑種ではないと思いました。たくさんの個体が見られ、花の幅や葉の具合、距の色には変化が見られました。
2003/07/01


ムラカミタチツボスミレ ムラカミタチツボスミレ
ムラカミタチツボスミレ
花は中間かタチツボスミレ寄り、葉は全体がオオタチツボスミレだけれど、先端が尖っている様に見えますね。
群馬県 2022年4月25日

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 (2003/07/01) Latest Update 2023/08/06 [680KB]

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