« ハイブリッドたち (5) | メイン | ハイブリッドたち (7) »

ハイブリッドたち (6)

 神代植物公園(東京)のすみれ展で、鈴木進氏(故人)が作出したすみれが展示されていました。正確には、同じ組み合わせで、改めて交配・選別した株とのことです。鈴木氏は、この展示会を主催しているすみれ愛好団体の元会長でした。
 この人工交配種は、ちょっと補足説明が必要な代物です。先ず、ラインローザという交配種が発表されます。これはミヤマスミレとヤクシマスミレの交配によるもので、昭和50年代に高い評価を受けています。その後、このラインローザの4倍体とナンザンスミレの交配により、ラインローザ・ジャイアントピンクは生まれました。
 この「4倍体」がキィですね。交配種を有稔化させたり、戻し交配によって3倍体を作り、種なし果実を生み出したり、交配という分野で優れた特性を醸し出しています。
ラインローザ・ジャイアントピンク

<サイト紹介です>趣味のサイト「花の写真館」は、全体の基本となった「四季の山野草」、そこから独立させた「すみれの部屋」「イカリソウの部屋」、サイドストーリー的にまとめている「野の仲間たち」等で構成されています。特にすみれが好きで、「すみれの部屋」は情報量が多いためか、たくさんの方に訪問いただきました。そこで、2006年、情報発信の機能として、その一部である「徒然草=つぶやきの棚」をブログで再現してみました。