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2006年07月28日

祝!開花

 期待の芽、ヒバントゥス・コミュニス(Hybanthus communis)が白い花を咲かせました。うわぁ、とても嬉しいです o(>▽<)o
 朝、忙しく出掛けようという時に咲いているのに気付きました。いきなり閉鎖花(あらら~)というパターンでなくて良かったです。ただ、実際には、閉鎖花ができる種なのかという情報自体を持っていないのに気付かされちゃっています。
 レンズを選ぶ余裕もなく、ぱぱっと撮影して出掛けたのですが、今日から、日中がお出かけになってしまうので、ゆっくり見る暇がありません。夕方に戻った時には、もう萎んでいました。一日花なのでしょうか?やはり、見慣れているすみれたちとは違うようです。
ヒバントゥス・コミュニス
写真の上にマウスを移動すると、もう1枚の写真が表示されます。

<サイト紹介です>趣味のサイト「花の写真館」は、基本サイトである「四季の山野草」、そこから独立させた「すみれの部屋」「イカリソウの部屋」、サイドストーリー的な「野の仲間たち」等で構成されています。特に「すみれの部屋」は情報量が多いためか、たくさんの方に訪問いただきました。そこで、サイトの一部「徒然草=つぶやきの棚」をブログで再現してみました。

2006年07月22日

期待の芽

 木本になるすみれの一種、ヒバントゥス・コミュニス(Hybanthus communis)をタネから育てています。日本の気候でも、冬をうまく越せれば何とか育てることができます。うまく育つか否か、栽培は得意ではないのでドキドキものですが、自生していない種ですので育てて観察するしかないという訳です。
 播種が遅くなってしまったのですが、一生懸命に世話をしていましたら、まぁまぁの大きさに育ちました。ふと見ると、芽のようなものができています。花芽だと良いですねぇ。閉鎖花ってことは?初めてなのでワクワクしていますo(^^o)(o^^)o
 花芽であれば、まもなく白い花が咲くことでしょう。花の基本構造は草本のすみれと同じですが、イメージは少し違います。今のところ、芽の様子は、まるでアサガオのようですね!
ヒバントゥス・コミュニス
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2006年07月20日

他力本願

 ニオイスミレ(ヴィオラ・オドラータ)に莢ができました。どうやら、他のすみれとは様子が違うようです。立ち上がらず、長い間、この姿のままだったのですが、ぽろりとタネがこぼれ落ちていました。ぱちんと飛び散らないようです。
 過去にも、このような姿を見たことがあります。エゾアオイスミレの場合と、立ち上がらない様子も、莢の形状も良く似ています。でも、エゾアオイスミレは蟻散布植物で、タネに透明なゲル状のエライオソームが付いており、実際、蟻が運び去って行きました。でも、ニオイスミレのタネにエライオソームは・・・、あっ、小さめで目立ちませんが、それらしき物質が付いています。でも、蟻は見向きもしていないように見えます。他力本願を求めるには、ご褒美の量が少な過ぎませんか!
ヴィオラ・オドラータ
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2006年07月18日

残雪に咲く (9)

 北の亜高山編の最後、「トリ」はムシトリスミレにしました(すいません!単なるシャレです)。一応、お断りすべきだと思いますが、この植物はすみれの雰囲気を持っていますが、タヌキモ科という食中植物の仲間です。日本では、このムシトリスミレとコウシンソウの2種がムシトリスミレ属(ピンギクラ属)に属している近縁種とのことです。
 花はとても良く似ていますね。でも、花弁の内側に白い大きめの毛が密集しています。それから、葉は全く違いますね。この葉や茎から分泌される粘液で昆虫を捕らえるのですが、実際に蚊が捕まっていたような形跡がありました。でも、他の植物が根から養分を得ている場所なのですから、同じようにすれば良いのではないかと不思議に思ってしまいますね。
ムシトリスミレ
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2006年07月17日

残雪に咲く (8)

 残念ながら、余り良い写真ではありません。最後に見たミヤマスミレですが、下山の途中で天候が少し悪くなりました。最終バスの出発時刻が迫っていたので、坂の途中に咲いていたミヤマスミレをうまく撮影できないまま、雪渓を降りて行かなければならなかった訳です。
 他の場所では、たくさんの葉を見掛けることはあっても、花は全く見掛けていません。これは3年前も同じでした。直接、陽光が当たらず、雪渓が残り、沢が流れるような場所でだけ、赤紫色の花を咲かせていました。かわいいなぁと思いながら、しっかり見ている余裕がなくて、ちょっと残念でした。
ミヤマスミレ
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2006年07月15日

残雪に咲く (7)

タカネスミレ  濃いガスが出た日、ここでは猛烈に吹き上げる風が異様な世界を作っていました。タカネスミレが花を咲かせる時期なのに、晴れの日よりも曇った日の方が圧倒的に多いのです。昆虫の姿を見ることもありませんでした。不思議ですよね。なぜ、こんな場所に根付き、こんな季節に花を咲かせるのか。
 まだまだ黄色い花は多いのですが、そろそろ、この地に根を下ろす仲間であるコマクサにバトンを譲ろうとしています。晴れた翌日、タカネスミレが砂礫地一面に深緑色の丸い葉を拡げて、小さく自己主張している姿が健気でした。
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2006年07月14日

残雪に咲く (6)

タカネスミレ  標高1,600m級の嶺まで登りましたら、急にガスが濃くなってきました。「目的地はもう少しなのに、またダメか!」と落胆してしまいましたが、砂礫地に近づくに連れ、徐々に晴れてきました。山の天気は変わりやすいものです。
 やっと、辿り着くと既に晴れ上がっています。前日にも来ているのですが、濃いガスで視界が遮られて近場しか見えなかったのですが、谷の残雪も隣の山々もよく見えています。3度目の正直でしたね。今年は、開花が少し遅めだったらしいとは言え、例年であればタカネスミレは終了段階です。それでも相当数の花が咲いていて、最盛期の様子を想像することができました。
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2006年07月13日

残雪に咲く (5)

 とても可愛らしい朔果(実)が、葉の上にちょとんと乗っています。それも几帳面に、一つの葉の上に実が一つずつという感じで、同じような位置に見られるんですね。花は二つずつ、時期が少しずれて咲くのですが、実の方はどうなのでしょうか。少し分かってくると、また少し知りたいことが増えるのですから、こんなことを繰り返していたら、野山に泊まり込まなければならないですね(笑)。
 実は、同じ市内には、そうして会社を辞めて写真家になってしまった方がいます。現在まで、花の写真集を多く出版されているのですが、最初は自費出版だったとか・・・(-"-)。まぁ、当然ですが、たいへんですね。
オオバキスミレ
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2006年07月12日

残雪に咲く (4)

オオバキスミレ  二つ目の黄色いすみれはオオバキスミレです。
 ただ、オオバキスミレには違いないのですが、狭義のオオバキスミレなのかについて、ちょっと疑問を感じてしまいました。茎が明らかに赤く、葉が番傘のように上の方にまとまっていて、茎はナエバキスミレ、葉はミヤマキスミレのような雰囲気です。これらはオオバキスミレの変種たちですから、広義のオオバキスミレと表現したら良いのでしょうね。
 多くの個体は密集してにぎやかに咲いて、オオバキスミレの特徴を示していましたが、火山であることを示す礫砂の傾斜地に、全体が良く見えるようにポツンと生えていた一匹狼を撮ってみました。
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2006年07月11日

残雪に咲く (3)







キバナノコマノツメ

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 とても華やかな、高原のお花畑でした。どんな感じがしますでしょうか!

 奥の白い花の群落はチングルマ、両脇のピンクの花はコイワカガミ、真ん中の黄色い花はキバナノコマノツメですね。よく見ると、脇にはミヤマキンバイの黄色い花、今年は咲かない様子のコバイケイソウも見えます。

 実は、この場所まで来ないで、直前で引き返しているグループがとても多いようでした。もったいない話です。目的地がもう少し上だったお陰で出逢うことができた一画でした。いろいろな場所に出掛けて山野草を見てきましたが、ほんの

僅かな面積で、これだけのインパクトを持つ一画は滅多に見ることができないだろうと感じました。



通常のディスプレイであれば、うまく収まるようなレイアウトをめざして工夫しているつもりですが、このサイズ ( 451 x 300PX ) の写真は1枚しか配置できません。写真の上にマウスを移動すると、もう1枚の写真が表示される、つまり

立体的に配置しました。いろいろな環境で動作してくれれば良いのですが!

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2006年07月10日

残雪に咲く (2)

 今回も濃霧というか、ガスに悩まされた山頂部でしたが、翌朝、カラっと青空が見えているではありませんか(歓喜)。そそくさと出掛けると、昨日とは比較にならない登山客の数に驚いてしまいましたが、それよりも登山バスが登山客の列を無視して通過したのには、もっと驚きました(o。o;) …。
 前日には見えなかった絶景を堪能しながら、足取りも(ちょっとだけ)軽く上ってゆきますと、黄金色のすみれたちが迎えてくれます。登山道沿いで、顎が長く(笑)、丸い葉が平たいキバナノコマノツメが微笑んでいるようでした。あれっ?ふと、目に入ったのがクリ-ムイエローの花!周囲にもポツポツ点在しているようです。黄金色の花と並べて撮りたかったのですが、近くに適切な花がありません。でも、色の違いが分かりますね。
キバナノコマノツメ

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2006年07月09日

残雪に咲く (1)

キバナノコマノツメ  出掛ける準備を済ませ、頃合いを待って、やっと出掛けることができました。梅雨の頃に八幡平の一画で咲く高山植物と出逢うのはたいへんです。雨が降らなくても、とても濃いガスが山頂部を覆ってしまうのですね。天気予報はいつも曇りで降水確率40%!朝の予報で今日だぁ!と決め、宿を予約して出掛けるという荒技でした。
 登山が目的ではありませんから、ゆっくりゆっくり歩きながら、数え切れない程の写真を撮ってきたのです。その中から、最初の写真は「これ」を選んでみました。綺麗な写真ではありませんが、この場所を良く表現しているのではないかと思うのです。咲いているのはキバナノコマノツメとムシトリスミレ、花の終わりかけたイワカガミとチングルマ、山のお花畑は多彩ですね。

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2006年07月05日

風通しの良い場所

アナマスミレ  時々、密集状態だとか、狭っ苦しい場所に咲いていたりで、窮屈そうにしているすみれを見ることがあります。このアナマスミレは広い場所に数株がで~んと咲いていて、ゆったりしているなぁという印象が深く記憶に残りました。
 庭で栽培していて分かることなのですが、すみれたちの生育に必要な要素として、陽光や水分、チッ素等のいわゆる肥料分が重要だというのは当然なのですが、もう一つ、風通しが大事だと感じることがあります。鉢の場合、その置き場所が壁際であったりすると、揺らす程度の風も期待できず、なにか卑屈に育ってしまいます。不要な水分の蒸散という事情もあると思いますが、風通しが良くてゆらゆら揺れることは、エクササイズのようなものという説はどうでしょうか o(^o^)o

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2006年07月02日

妥当な理由(わけ)

 今年、とても気になったすみれの一つです。オオバキスミレには複数の場所で、それから、変種であるフチゲオオバキスミレにも出逢いました。そして、是非探しに行きたいのが、北海道のフギレオオバキスミレですが、どうやら、来年になりそうです。
 それぞれ、すみれ全体の印象も、生育環境も、群生している様子もずいぶん異なるものなんですね。書籍等で情報として記憶していても、実際に出逢って、触って、調べてみなければ分からないことがあるのです。例え、自分で育ててみたとしても、やはり自然に生育している様子とは明らかに異なります。どうしても自分の目で見てみたいという気持ちが生まれる理由は、それがとても大事だということから来るのではないか!と、遠出するべき妥当な理由をこじつける今日この頃です。 (^'^)
オオバキスミレ

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