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2008年04月28日

気軽にお出かけ (3)

 
 ここは、やはり「返り咲きの丘」がある公園ですが、少し時間を遡った3月末です。実は「もう咲いたかも?!」と気ばかり焦って、3月に一度来園していたのでした。でも、歩いてみるもので、カタクリが美しく咲く時期に当たったの です。
 咲いていたすみれはアオイスミレ、タチツボスミレ、コスミレというところで、件の紅紫色のスミレは芽が出たばかりでした。この日は桜が満開だったこともあり、人出が多くて駐車場が満杯状態でしたが、こちらは二輪でしたので楽 勝です。でも、カメラと大きな三脚を持ったグループがドッと出ていて、ちょっと疲れました。(=^_^=)
アオイスミレ
<紹介>趣味のサイト「花の写真館」は、基本サイトの「四季の山野草」、そこから独立した「すみれの部屋」「イカリソウの部屋」、サイドストーリー「野の仲間たち」等で構成されています。特に「すみれの部屋」には多くの方に訪問いただきました。サイトの一部「徒然草=つぶやきの棚」をブログで再現しています。

2008年04月26日

気軽にお出かけ (2)

 
 関東はどんよりした空が続いています。今週の晴れた日に出掛けたすみれ散策、もう一日のお話です。
 すみれ目的なのに、なぜか秋にばかり出掛けていた公園ですが、珍しく春にやってきました。ここは勝手に「返り咲きの丘」と名づけた紅の強いスミレが咲く小さな盛り上がりの斜面です。春にはこんな姿をしていたのですね。花の 色は秋にも増して絶品!もしかしたら、秋に咲くから赤味が強いのかしらんと、今思えば意味不明なことを漠然と考えていました。紅葉じゃあないんでしたね。(^^*)
スミレ
<紹介>趣味のサイト「花の写真館」は、基本サイトの「四季の山野草」、そこから独立した「すみれの部屋」「イカリソウの部屋」、サイドストーリー「野の仲間たち」等で構成されています。特に「すみれの部屋」には多くの方に訪問いただきました。サイトの一部「徒然草=つぶやきの棚」をブログで再現しています。

2008年04月24日

気軽にお出かけ (1)

 
 すっきりしない天候が続いていますが、何とか晴れた2日間を活用してすみれ散策に出掛けてみました。
 ここは徳川幕府の小石川御薬園を東京大学が引き継いだ植物園です。通常、撮影場所は記載しないところですが、有料で開放されている植物園ですから、展示と捉えれば問題ないかと思います。上の白い花はツツジの仲間ですが、比較するとツクシスミレの大きさが分かりますね。ここで多くの花を咲かせる経緯は知りませんが、完全に定着しているようで、よく見ると一面に繁茂しています。遠出しなければ見られないような種を、概ね自然に近い状態で観察できるのは有り難いことでしょう。
ツクシスミレ
<紹介>趣味のサイト「花の写真館」は、基本サイトの「四季の山野草」、そこから独立した「すみれの部屋」「イカリソウの部屋」、サイドストーリー「野の仲間たち」等で構成されています。特に「すみれの部屋」には多くの方に訪問いただきました。サイトの一部「徒然草=つぶやきの棚」をブログで再現しています。

2008年04月22日

越前のすみれ (6)

 
ツヤスミレ  オオタチツボスミレが一面に咲いている海岸沿いのアカマツ林に、妙にメリハリのあるタチツボスミレが咲いていました。花弁が丸くて、距が太くて白いのが気になったのですが、この一帯は交雑種も多いので記念撮影という程度の気持ちで撮影したのです。でも、なによりも葉の光沢が強いですね。
 これは、典型品とは言えないかも知れませんが、ツヤスミレと呼ばれ、海岸に分布するタチツボスミレの一形態ではないかと思います。微妙な面を持っていますが、品種として扱われるもので、テリハタチツボスミレとは異なります。
<紹介>趣味のサイト「花の写真館」は、基本サイトの「四季の山野草」、そこから独立した「すみれの部屋」「イカリソウの部屋」、サイドストーリー「野の仲間たち」等で構成されています。特に「すみれの部屋」には多くの方に訪問いただきました。サイトの一部「徒然草=つぶやきの棚」をブログで再現しています。

2008年04月20日

第三の菫

 
ヴィオラ・アーボレッセンス  ご覧のような不思議な風体のすみれ、ヴィオラ・アーボレッセンスを観察できて、へぇ~と感心してしまいました。すみれの展示会で撮影させていただいたのですが、このサイトでは3種目の木本スミレになります。タイトルはオーソン・ウェルズ主演の映画をパクったのですが・・・。(´`;)
 ヴィオラ・アーボレッセンスという読み方は展示会の説明書の記載に従っています。横文字の情報源から何とか調べてみましたら、珍しいことに欧州産の木本スミレとのことです。それも独特の気候環境で知られる地中海沿岸で見られる唯一の木本スミレだそうですよ。興味津々な姿をしていますね。
<紹介>趣味のサイト「花の写真館」は、基本サイトの「四季の山野草」、そこから独立した「すみれの部屋」「イカリソウの部屋」、サイドストーリー「野の仲間たち」等で構成されています。特に「すみれの部屋」には多くの方に訪問いただきました。サイトの一部「徒然草=つぶやきの棚」をブログで再現しています。

2008年04月19日

繁く出逢う交雑種

 
 すみれ好きさんなら、おそらく何度も出逢っているのではないでしょうか。両親がタチツボスミレとニオイタチツボスミレですから、とても良く見掛ける自然交雑種のマルバタチツボスミレですね。
 タチツボスミレの方は余り生育環境を選びませんが、ニオイタチツボスミレの方が明るく開けた環境を好むので、そんな場所で見掛けます。花も葉も出現形態にはとても幅があります。この個体の葉は「丸葉」という名に反して葉先が摘んだように尖っていますね。これはタチツボスミレの典型的な特徴と言われます。そんなこんなで同定に躊躇してしまうことが多いのですが、両親と揃って咲いていると判断しやすいようです。
マルバタチツボスミレ
<紹介>趣味のサイト「花の写真館」は、基本サイトの「四季の山野草」、そこから独立した「すみれの部屋」「イカリソウの部屋」、サイドストーリー「野の仲間たち」等で構成されています。特に「すみれの部屋」には多くの方に訪問いただきました。サイトの一部「徒然草=つぶやきの棚」をブログで再現しています。

2008年04月17日

続・房総半島の悩み

 
 房総半島としては珍しいすみれの話、続編です。観察が大事という思いから、週間予報で雨は降らないとされた数少ない一日を利用して、もう一度自生地を訪ねてみました。前回は咲き始めたばかりだったので、別の時期にもう一度観察しないといけないと思っていたのです。
 シハイスミレとマキノスミレは兄弟分ですが、幾つか見た目の相違点がありますね。何しろ、見た目でしか判断できませんが、勝手に、最重要ポイントを葉の立ち上がり方だと思っています。そして、今回の観察対象は「ほぼ垂直に立ち上がってから斜めに下がる独特なスタイル」が大勢を占めていたのです。
マキノスミレかな?
<紹介>趣味のサイト「花の写真館」は、基本サイトの「四季の山野草」、そこから独立した「すみれの部屋」「イカリソウの部屋」、サイドストーリー「野の仲間たち」等で構成されています。特に「すみれの部屋」には多くの方に訪問いただきました。サイトの一部「徒然草=つぶやきの棚」をブログで再現しています。

2008年04月14日

越前のすみれ (5)

 
 古い呼び方で地図を見ると、越前・加賀・能登・越中・越後と並んでいて、「越の国」が素直に並んでいないような・・・。でも、更に古い時代には、加賀と能登は越前に含まれていたのだそうです。
 背景が青い海と空ですから、それだけで正体が判ってしまいそうなイソスミレが咲き始めていました。外見的にはオオタチツボスミレに良く似ています。両者を比べると、その微妙な違いは機能に起因していると感じませんか。つまり、葉が厚くて光沢があるから海岸性の環境に適応でき、根が長いから水分を確保でき、寿命が長いから大株になることができるといった意味です。二つのすみれは同じ祖先を持っているような気がしてきました。
イソスミレ
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2008年04月13日

越前のすみれ (4)

 
 まだ桜が蕾だった地域をパスして図らずも時間に余裕が生まれましたので、越中と呼び始めて良いであろう地域まで足を伸ばしますと、早速、オオタチツボスミレの群落が迎えてくれました。日本海側や東北地方では普通に見掛ける大輪のすみれです。
 急に気温が上がったのか、まだ低い草丈のままで一斉に花を咲かせていましたが、嬉しくなる鮮やかさでした。一般には、ここの花たちより淡いものが多いように思います。芽生えたばかりの青々とした草の芽たちとのコントラストが鮮やかさを際だたせているのかも知れません。
オオタチツボスミレ
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2008年04月11日

房総半島の悩み

 
シハイスミレかな?  これは何に見えますか?ちょっと迷いながらシハイスミレの可能性が高いかも?と思っています。大分のシハイスミレは葉の表面がツヤツヤしていて、広島のものは葉先が少し尖り気味、つまり、かなり変異がある種なのですね。ところが問題は、ここが房総半島だということです。最近まで記録されていませんでした。
 実はマキノスミレが自生しているという情報から辿り着きました。その写真を見る限りではマキノスミレかと思ったのですが、自生地で多くの個体を見た感想としてはシハイスミレの線が濃いかなぁと思っています。ただ、きちんとした確認が行われ、千葉県の「最重要保護植物」とされているそうですので、もう少し観察を重ねるべきでしょうね。
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2008年04月10日

越前のすみれ (3)

 
マキノスミレ  ナガハシスミレの群落の側でマキノスミレが背伸びをしていました(笑)。このすみれとの出逢いはいつも唐突です。今回も想定外の嬉しい驚きでした。
 この個体は、最初に出逢った場所より少し奥まった山裾で撮影したものです。マキノスミレは一般に大きな群落を作らず、「あっ、ここにも、あそこにも」とぽつりぽつり咲いていることが多いように思います。そういう意味で、ここは比較的多くの個体が密に自生している方なのかも知れませんね。光沢のある濃緑色の葉が細長くて、多くは垂直に立ち上がり、裏面はシハイスミレより薄めの紫色です。典型品で良かったなぁと、つくづく思います。o(^▽^)o
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2008年04月08日

越前のすみれ (2)

 
ナガハシスミレ  引き続き、ナガハシスミレのお話です。最近は注目種を設定して行動するのですが、今年はこの特徴的なすみれを念頭に置いていました。早速、たくさんの株に出逢うことができて嬉しいのですが、実のところ、まだ開花には時期が早いのではないかと思っておりました。(^.^)
 この旅で最初に出逢ったすみれです。想像してみて下さい。きっと歓声を上げていたことでしょう。その上、これまでに見たことがない数の群落でした。
 関東で終わりかけていた桜(ソメイヨシノ)が、この地域ではまだ一分咲き。後でまだ咲き出していないアオイスミレの葉を見ました。ここでは相対的に花期の早い種なのかも知れません。
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2008年04月07日

越前のすみれ (1)

 
 こんなすみれが咲いている地域を走り回ってきました。鹿児島のお話も、神奈川のすみれ展のお話も終わっていないのですが、最終日には別のすみれ展も拝見してきました。お話があっちこっちと飛んでしまいますが、軽い気持ちで読み流して下さいませ。
 この距の長いすみれは、お判りの通り、テングスミレことナガハシスミレですね。これまでに自生地で出逢った個体は距が白いものが圧倒的に多いのですが、ここの個体も同じイメージでした。典型品に近いものではないでしょうか。ただ、花茎の赤味が妙に強いのが印象的でした。
ナガハシスミレ
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2008年04月01日

碧い海のすみれ

 
アツバスミレ  薩摩半島を回り込んで西海岸に出ると、まろやかな風を生み出す碧い海が見えてきます。この海は東シナ海ですね。ここまで来て、やっとアツバスミレに出逢うことができました。葉が厚く光沢のある海岸性のスミレで、園芸種や、鉢から逃げ出したらしい個体の末裔は見ていましたが、自生地の様子は初めて目にします。風で葉が動いてしまいましたが、この写真がとても「らしくて」選びました。
 同様に海岸性のスミレで日本海側に多いアナマスミレには何度となく出逢っていましたが、アツバスミレはまるで異なる風貌でした。やはり、このような自生地での感覚を味わってみたいのですね。写真でも文章でも、ましてや乾燥した標本や鉢植えでは掴み切れません。でも、それを写真と文章で伝えなければならないのは、何とももどかしいものです。
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