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定点観察 (6)

 
 低気圧の狭間を選んで、ある自然公園にやってきました。カタクリは終わっているのにスミレが育っておらず、何かチグハグな印象の寒い春です。タチツ ボスミレもまだ草丈5cm程の株ばかりですが、公園を一回りした頃、大き過ぎるニオイタチツボスミレの株を見掛けました。2輪だけの花は色が濃くて中央部が白く抜け ていますが、形が中途半端です。
 周囲には他にも大きめでタチツボスミレ風な葉をした株が見られたのですが、丸く開いた花はむしろニオイタチツボスミレ風です。この一帯では、どうも 交雑の痕跡が見られるようですね。組み合わせではマルバタチツボスミレということになるのかも知れませんが、それぞれ微妙です。この個体は無香ですが、ニオイタチツ ボスミレとしておくことにしました。
ニオイタチツボスミレ

<紹介>趣味のサイト「花の写真館」は、基本サイトの「四季 の山野草」、そこから独立した「すみれの部屋」 「イカリソウの部屋」、サイドストーリー「野の仲間たち」等で構成されています。特に「すみれの部屋」 には多くの方に訪問いただきました。サイトの一部「徒然草=つぶやきの棚」をブログで再現しています。