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2011年08月28日

賑わいの棚 (49)

 
 夏場のすみれたちは余り動きがありませんので、「賑わいの棚」らしい春の写真を少し持ってきました。余り広くはないスペースを立体的に活用して、すみれたちとイカリソウたちが雑居しています。
 中央の大きな鉢で咲き始めたのはアリアケスミレ、その右隣がシロコスミレ、左隣や後方にイカリソウの園芸種が見えています。この位置は小さな三脚を使わないと害虫や健康状態の監視ができない高さなので、比較的に丈夫で世話要らず、陽光が好きな種をドッと置いてあるのです。花の時期になると、道行く人々も花を見ながら「あ、すみれだ」と言いたげに通り過ぎるのですが、夏場になると、何が植えてあるのか分からず、ただ、小さめの鉢が一面に並んでいるので、苗を育てる業者さんかも知れないと思っていた方もいたそうです(笑)。
アリアケスミレ、シロコスミレ

<紹介>趣味のサイト「花の写真館」は、基本サイトの「四季の山野草」、そこから独立した「すみれの部屋」「イカリソウの部屋」、サイドストーリー「野の仲間たち」等で構成されています。特に「すみれの部屋」には多くの方に訪問いただきました。サイトの一部「徒然草=つぶやきの棚」をブログで再現しています。

2011年08月24日

賑わいの棚 (48)

 
 暑さが戻ってきました。猛暑に耐え、なんとか生をつないでいる状態の棚を「賑わいの棚」と表現するのは少し無理がありそうです。家々の間が狭い市街地は風が通らず、異常な暑さと湿気で根腐れを起こしてしまうものが出るのは仕方がないでしょうね。ツマグロヒョウモンが短期間で一気に襲い掛ってきたのには驚きました。ただ、総数は例年より少ないと思われます。
 写真は、初夏に撮影したゲンジスミレですが、葉がとても大きいですね。こんな姿は想像していませんでした。育てることが難しいという情報でしたので、これまで棚に置くことはなかったのですが、ちょっと試してみました。育てること自体は特に難しいような気がしません。冬越しが難しいのでしょうか(?)。閉鎖花から種子が得られましたので、来年も試してみようかと思っています。
ゲンジスミレ

<紹介>趣味のサイト「花の写真館」は、基本サイトの「四季の山野草」、そこから独立した「すみれの部屋」「イカリソウの部屋」、サイドストーリー「野の仲間たち」等で構成されています。特に「すみれの部屋」には多くの方に訪問いただきました。サイトの一部「徒然草=つぶやきの棚」をブログで再現しています。

2011年08月16日

賑わいの棚 (47)

 
 栽培が上手で熱心なすみれ好きさんから、沖縄のすみれたちを栽培してみましょう!と連絡をいただき、トライしてみることにしました。いつも同じことを書きますが、栽培は得意な方ではありません。人並みに花を咲かせることなら問題ありませんが、難しい種は避けてきました。でも、展示会の時期以外も観察してみたい気持ちが湧いてくる訳です。
 送っていただいた苗のうち、比較的育てやすいとされるシマジリスミレは、まぁ、この通りです。手前に果実ができていますが、袋かけがうまくいかず、種子を採取できませんでした。鉢に落ちた可能性が高いので、鉢から発芽してくれることを期待しています。うまく冬越しができれば良いなぁと思うのですが、どうなるでしょうか。
シマジリスミレ

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2011年08月12日

賑わいの棚 (46)

 
 あ、これはヴィオラ・プベスケンスの特徴的な果実ですね(撮影は6月)。相変わらず、可愛らしい姿をしています。でも、今年は花を見ませんでしたよ。迂闊にも、花を見逃したのか、いきなり閉鎖花由来の果実ができたのか。後者だったら、とても残念なことです。
 果実に袋がけをしておけば良かったのですが、ふと見ると、一方の果実は炸裂して空っぽになっていました(笑)。黄色い花を咲かせるすみれとしては育てやすい方の種らしいですから、なんとか、代を重ねていきたいものです。
ヴィオラ・プベスケンス

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2011年08月08日

賑わいの棚 (45)

 
 やはり、パンジーそっくりの果実を作るヴィオラ・アルベンシスです。そっくりもなにも、原種の一つで、Field pansy と呼ばれている訳ですから、当然でしょうか。花びらは極小サイズですが、果実は普通サイズ!印象的には大きく見えます。花の大きさと果実の大きさには相関性はないのですね。
 割れた果実の袋(心皮に当たる)より萼片(蔕)の方が大きいことも印象的です。それから、托葉が驚く程に大きくて、茎生葉と比べたくなります(笑)。この写真は6月の撮影、つまり直前まで花を付けていました。その後、植物体全体があっという間に枯れて干草のようになってしまいました。この状態で牧草に混じり、世界中に運ばれるということでしょう。閉鎖花を上げて、果実から種子を飛ばすというステップですが(今年は)見られませんでした。
ヴィオラ・アルベンシス

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2011年08月04日

賑わいの棚 (44)

 
 こぼれた種でも増えて、本数が2桁に増えてしまう勢いのヒバントゥス・コミュニスです。花を眺めていて、あれ?少し色が違うなぁと小さな発見をしました。でも、右の写真で見られる通り、花の黄色い部分の周囲が少し赤みを帯びているという程度のことで、大げさな話ではありません。
 シジミチョウなどがやって来て、ここから吸蜜しています。シジミチョウがあの細い肢で花粉を運ぶのかについては、余りピンときませんね。それは横において、主なポリネーターである昆虫類の目にはヒトには見えない波長が見えているそうで、その目で見ると黄と赤みのある位置にポリネーターたちへの明確な誘導サインが出ているのだろうと推測できます。この視点で植物たちを観察しないと、植物形態学的には誤った判断をしてしまう可能性がある訳です。
ヒバントゥス・コミュニス

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