福井のすみれ各地のすみれ

 どうしてもコタチツボスミレの典型品を見たいという気持ちが強くて、福井県を訪ねてみました。土地勘も季節感も無く、なんとか手に入れた情報だけで走り回ってみた訳です。結果として、また出掛けたい土地になりました。それは、不満を残したというのではなくて、もっと見たい場所が増えてしまったということです。
 運良く、現地で福井県全域に自生が確認されているすみれの情報が手に入りました。内容は詳細かつ信頼性十分だろうと思っています。それだけに具体的な書籍名を記載することもできなくなってしまいました。変種や品種も含めて、これだけのすみれたちが自生する地域だったのです。
(2008/07/29)
福井県のスミレ  こちらは書籍名を表示できるケースですが、福井市在住の白崎重雄氏が長年の探求結果をまとめられた「福井県のスミレ」をスミレ愛好会経由で入手できます。「近畿地方のスミレ類ーその分布と形態」も同様の方法で入手できます。
(2017/11/14)

マキノスミレ オオタチツボスミレ タチツボスミレ(山陰型か)

# 品種または変種 自生確認 参考資料 補足
1) アカネスミレ     (A)    
2)   オカスミレ   (A)    
3) アケボノスミレ     (A)    
4) アリアケスミレ     (A)    
5) エイザンスミレ     (A)    
6) コスミレ     (A)    
7) シハイスミレ     (A)    
8)   シロバナシハイスミレ   (A)    
9)   マキノスミレ (A)    
10)   ミドリシハイスミレ   (A)    
11) シロスミレ     (A)   (シロバナスミレと記載)
12) スミレ     (A)   ケスミレ、ケナシスミレ
13)   アナマスミレ   (A)   海岸性植物
14)   シロカネスミレ   (A)    
15) スミレサイシン     (A)   アオジクスミレサイシン
16)   サンインスミレサイシン   (A)    
17)   シロバナスミレサイシン   (A)    
18) ナンザンスミレ ヒゴスミレ   (A)    
19) ノジスミレ     (A)   ケナシノジスミレ
20) ヒメスミレ     (A)    
21) フジスミレ ヒナスミレ   (A)    
22) フモトスミレ     (A)    
23) マルバスミレ     (A)   ケマルバスミレおよびヒゲケマルバスミレ
24) ミヤマスミレ     (A)    
# 品種または変種 自生確認 参考資料 補足
25) アオイスミレ   (A)    
26) イソスミレ     (A)   海岸性植物
27) オオタチツボスミレ   (A)   ケオオタチツボスミレ
28)   シロバナオオタチツボスミレ   (A)    
29) オオバキスミレ     (A)    
30)   ミヤマキスミレ   (A)    
31) キバナノコマノツメ     (A)    
32) タチツボスミレ   (A)    
33)   オトメスミレ   (A)    
34)   ケイリュウタチツボスミレ   (A)   渓流沿い植物
35)   コタチツボスミレ (A)   シロバナコタチツボスミレ
36)   シロバナタチツボスミレ   (A)    
37)   ホソイスミレ   (A)    
38) ツルタチツボスミレ     (A)    
39) テリハタチツボスミレ     (A)    
40) ナガハシスミレ     (A)    
41) ニオイタチツボスミレ     (A)   ケナシニオイタチツボスミレ
42) ニョイスミレ   (A)   (ツボスミレと記載)
43)   アギスミレ   (A)    
44)   ミヤマツボスミレ   (A)    
45)   ムラサキコマノツメ   (A)    

記号 参考資料 著者、編者 発行/出版 発行
(A) 改定増補 福井県植物誌 渡辺定路 (株)福井新聞社 2003年7月11日

気温グラフ 降水量グラフ
【参考:気象統計情報】 福井市の例 (総務省統計局資料を利用)

各地のすみれ 掲載種について
 「各地のすみれ」に掲載しております自生種などの情報は、ご覧いただければ一目瞭然ですが、収集した植物誌など、参考資料の記載内容を紹介しているものです。こうした参考資料は、一般に、県や市などの地方自治体や教育機関、地方の博物館や植物学会、研究団体(個人を含む)などが情報収集の上、編集したケースが多いと認識されます。
 それらの参考資料が編集された時期、目的や経緯、情報収集や編集をされた方々の属性はいろいろですので、一貫性は期待できません。また、ご承知の通り、植物分類学の世界でも学術的知見が変わり続けていますので、編纂時期によって種の名称や表現が変わっているのは、むしろ、当然と言えます。
 編集者の属性も千差万別であり、正直なところ「ちょっと怪しい」情報も、まぁまぁ存在しています。スミレ科に関する限り、このサイトに訪問されている方々の方が、よりディープな知識をお持ちである場合も多いことでしょう。
 「ちょっと怪しい」を超えて、「明らかに外来種である」とか、「これは歴史的に変更された事実がある」、もしくは「単純ミス」などというケースに対しては、それなりの注釈を付けています。
 こうした状況を踏まえて、ご意見や情報をいただくこともありますが、全く踏まえていただけず(笑)、『間違いが多いから直せ』といったアドバイスをいただくこともありました。しかしながら、これらの情報は、日本に植物分類学が定着を始めた頃から現在に至る、歴史的側面を含む「記載事実」ですから、皆様からの投稿で作り変えるといった性質もしくは対象ではありませんね。それは、明らかに編者各位にも歴史に対しても失礼な態度ではないでしょうか。
 現在、私たちが持っている知識は、こうした試行錯誤も含む歴史の積み重ねの上に成り立っているものです。その知識でさえ、来年には変わってしまうかも知れません。悪しからず、ご了承いただくべき性質だと考えて、簡単な補足を施させていただくものです。ぜひ、ご理解下さい。
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