交雑親 シハイスミレ ( 2n=24 )Viola violacea Makino ヒゴスミレ ( 2n=24 )Viola chaerophylloides (Regel) W.Becker var. sieboldiana (Maxim.) Makino 学名 カツラギスミレ : Viola x ogawae Nakai Published in: B. M. T. 33: 206 (1919), 44: 529 (1930) フイリカツラギスミレ : Viola x ogawae nothof. variegata E.Hama ex T.Shimizu Published in: Fl. Nagano Pref.: 1506 (1997) ミドリカツラギスミレ : Viola x ogawae f. concolor E.Hama 茎の形態 無茎種間の交雑種 生育環境 分布 国内 海外 補足 西日本で比較的よく見かけるとの意見がある。 花の特徴 形状 中輪。形状、色合いはシハイスミレに近い。側弁の毛は有毛型と無毛型が見られる。 色 淡紅紫色から紅紫色。 距 花と同系色、ぷっくらとしている。 花期 花柱 虫頭形。 芳香 シハイスミレ由来の芳香があるとの報告がある。 補足 不稔。稀に閉鎖花から結実する*(出典:G001) 。 葉の特徴 形状 菊葉状に切れ込み、全体の形状は長三角形、もしくは三角状披針形。『原色日本のスミレ(浜栄助氏著)』では長楕円状披針形または卵状披針形と記載*(出典:G001) 。 色 深緑色。裏面は紫色を帯びる。 補足 葉質は薄く柔らかめ。 根の特徴 絶滅危惧情報 基準標本 葛城山(和歌山県) 参考情報 その他 小川由一氏により、和泉葛城山(和歌山県)で見い出され*(出典:G001) 、中井猛之進博士が新種とみなしたことがある。