戻る→ ←戻る ミドリタチツボスミレ 進む→ 進む→

 ミドリタチツボスミレは、一般に「先祖帰り」であると言われ、花が「葉化(ようか)」したものと説明されています。他の植物でも見られる現象で、農薬などによる刺激が引き金となって発生する個体変異という説が有力ですが、野山では複数の個体がまとまって生育しており、その近辺を探すと15mも離れた場所に点在していることがあります。余り注目されない「変わり者」ですが、予想外にあちこちで頻繁に見られるんですね。DNAに組み込まれた不思議な因子。何か深い意味があるのかもしれません。
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